オキナワモーターショー2025が盛況のうちに終了！39,000人が来場した熱気の2日間

オキナワモーターショー2025が盛況のうちに終了

沖縄サントリーアリーナおよびコザ運動公園で2025年11月8日（土）と9日（日）の2日間にわたって開催された「オキナワモーターショー2025」が、大勢の来場者を迎え、大盛況のうちに無事終了しました。合計39,000名という来場者数は、沖縄市の花城市長の挨拶で幕を開け、地域のモータースポーツ振興に向けた意義の深さを感じさせるものでした。

主催者によると、本イベントは沖縄市が進める「サーキット整備構想」の一環であり、モータースポーツの振興や自動車関連産業との連携を図る目的で実施されています。興味深いのは、今年は143社の出展企業が参加し、そのうち初出展が50社、海外からの出展もあったため、国際的な交流の場としても機能しています。

多彩な出展内容で新たなネットワークが形成

出展企業の中には、自動車の最新モデル、カスタムカー、旧車、EV（電気自動車）、アウトドア関連車両など、多様なジャンルの車両やバイクが並び、観客を魅了しました。特にファミリー層や若者たちの来場が多かったため、幅広い層が楽しむことのできる体験コンテンツが多く用意されました。

来場者は、ただ見学するだけでなく、様々な体験を通じてイベントを楽しみました。例えば、人気のコンテンツとして「Team TOYO TIRES DRIFT」によるドリフトデモ走行があり、D1グランプリ2025シリーズチャンピオンの藤野秀之選手と沖縄出身の玉城詩菜選手の華麗な演舞は大きな歓声を集めました。

魅力的な体験コンテンツが充実

アリーナ正面では、琉球三菱自動車販売株式会社が提供した45度登坂体験が、スリル満点のパフォーマンスを披露し、観客からの熱い反応がありました。また、試乗体験では、ブレーキアシスト体験やJAF認定の「オートテスト」を利用したコース試乗が行われ、多くの人々が実際の運転感覚を味わうことができました。

子供向けの企画も充実し、日本自動車連盟（JAF）による「子ども安全免許証」の発行や、パトカー・白バイの展示は、子供たちの人気を集め、記念撮影をする親子の姿が多く見られました。さらに、アリーナ内ではe-sports体験やラジコン体験、ミニ四駆大会など、子供から若者にまで楽しめる内容が盛り込まれ、賑わいを見せていました。

教育機関との連携も進展

特に印象的なのは、専修学校パシフィックテクノカレッジの学生たちがラジコン体験の運営とブース出展を行ったことです。出展だけでなく、イベントの準備や片付けまで携わったことで、教育機関との連携が深まりました。

初のコンテストも実施

今年のオキナワモーターショーでは、来場者の投票を基にしたコンテストが初めて行われ、ベストブース賞やベストモビリティ賞の表彰が実施されました。受賞者たちからは喜びの声が届き、さらなる交流や発展への期待感が高まりました。

終わりに

最後には、多くの観客が見守る中、出展車両によるパレードランが行われ、夕焼けのバックに締めくくられました。オキナワモーターショー2025はたくさんの来場者、出展者、協力者の皆様のおかげで無事に終了しました。これからもモータースポーツの振興や自動車関連産業との連携を深めていくことが期待されます。次回の開催もより一層の盛り上がりを見せることが予想されるため、今後の展開に注目です。