「樋川みらいこども園」と「地域子育て支援センターてぃーら」について
2025年4月1日、沖縄県那覇市に新たに登場する「公私連携保育所型認定こども園 社会福祉法人恩徳福祉会立那覇市認定こども園 樋川みらいこども園」と「地域子育て支援センターてぃーら」。これらの施設は、社会福祉法人恩徳福祉会が運営し、地域に住む家族に対する育児支援を重要な活動として位置付けています。
知名度と経験
恩徳福祉会は、大阪、兵庫、沖縄の各地で高齢者介護サービス、教育事業、医療サービスを展開しており、地域福祉に深く根付いた団体です。特に、那覇市では60年以上に亘り「よしたけ保育園」を運営し、地域との信頼関係を築いてきました。
この信頼関係と経験を基に、多様なニーズに応える保育・教育環境を構築することを目指しています。
施設の概要
樋川みらいこども園は、0歳から5歳までの乳幼児を対象とした保育・教育を提供します。また、一時預かり保育も充実しており、突然の事情により家庭での保育が難しい時に一時的に子どもを預かるサービスが用意されています。このように、地域の保育ニーズに柔軟に応える体制を整えています。
地域子育て支援センター「てぃーら」では、育児相談や親子交流の場を提供し、さまざまな育児講座を開催して地域の子育て家庭を応援します。これにより、家庭と地域社会が一体となり子どもたちの成長を支え合う環境が育まれます。
保育理念
樋川みらいこども園では「のびのびと楽しく過ごし、自分で感じ、考え、失敗を恐れず何度も挑戦し、大きな夢をみる」という保育理念を掲げています。日常生活を通じて習慣が形成されることが、子どもたちの個性につながると考えています。周囲の人や自然環境との関係を大切にし、子ども自身が主体的に遊ぶことができる環境を目指します。
地域との連携
恩徳福祉会は、樋川みらいこども園とてぃーらを通じて様々な世代が交流できる機会を提供します。高齢者福祉施設でのふれあいや地域イベントへの参加などを通じて世代間のつながりを構築。さらに、地域資源を活かした園外保育も実施し、子どもたちが地域文化に触れる機会を増やします。
また、沖縄独自の伝統文化を大切にし、例えば、やちむん作りや地域の農連市場や壺屋やちむん通りなどを訪れ、地域の歴史にまつわる経験をも重要視します。これにより、子どもたちは郷土の愛着を育み、地域全体で文化を盛り上げていく力を身に付けることができます。
未来への展望
恩徳福祉会は、今後も地域に密着した保育を展開し、安心して子育てできる環境作りに努めていく方針です。また、近隣の保育施設とも連携し、地域全体で子どもたちの成長を支える仕組みを整えていきます。沖縄の豊かな文化を多くの子どもたちに継承するために、さまざまな学びや活動の機会を提供し続ける予定です。
日本全国における保育サービスの質向上へ向けた取り組みにも積極的に参加しながら、地域社会とともに新たな未来を築いていくことを目指しています。彼らの活動は多くの家族にとって新しい希望となるでしょう。
お問い合わせ
この取り組みに関する問い合わせは、社会福祉法人恩徳福祉会までお願いします。公式サイトやSNSを通じて、最新の情報やイベント情報を発信しています。
新たな保育所の開園を通じて、沖縄の未来を担う子どもたちがしっかりと成長していくことを期待しています。