新しい医療情報支援サービス「D-REACH」の提携発表
株式会社ベルシステム24とアルフレッサ株式会社は、製薬企業向けの新しい情報提供活動支援サービス「D-REACH」の展開を発表しました。この提携は、医療現場における情報共有の効率化を目指すもので、医師と製薬企業のコミュニケーションを強化することが期待されています。
1. 背景と目的
近年、医療機関へのアクセスが厳しくなり、医師が医薬品や治療法に関する情報を得ることがより難しくなっています。この状況下で、医薬品情報の正確な提供が求められています。それと同時に、製薬企業はコスト削減や生産性向上が課題として残されており、MR(医薬情報担当者)と医師との接点をどう確保するかが重要になっています。
「D-REACH」は、こうした問題を解決するために開発されました。アルフレッサが持つ医療機関向けの豊富な情報提供ノウハウと、ベルシステム24のBPO事業による効率的な情報提供方法が融合することで、医師に対する情報提供の質を高めることを目指しています。
2. 協業の概要
「D-REACH」の具体的なサービスは、アルフレッサが医療機関ごとのニーズを分析し、情報提供プランを策定します。そして、ベルシステム24がそのプランを基にオンライン面談やリモート面談を通じて情報を提供する仕組みです。これにより、訪問が困難な場所でも、必要な情報を医師にタイムリーに届けることが可能になります。
また、両社は協力することで、医師とのコミュニケーション履歴をデータベース化し、情報のリーチ率を高めることを目指しています。定期的な情報提供を行うことで、医師と製薬企業の関係をより強固なものにし、双方の目標達成へとつなげる狙いがあります。
3. 提供開始予定
「D-REACH」は2027年4月の本格的な提供開始を目指しています。現在、両社はこの新しいサービス展開に向けて準備を進めています。医療機関への情報提供の効率化だけでなく、医療現場全体の業務改善にも寄与することが期待されています。
4. 企業概要
株式会社ベルシステム24は、1982年に日本初の本格的なコールセンターサービスを開始し、現在に至るまで様々な企業とのコミュニケーション基盤を構築してきました。医療分野においても、長年にわたる経験を活かし、製薬企業の情報提供活動を支援しています。
一方、アルフレッサは医療用医薬品の卸売事業を中心に、全国約170拠点のネットワークを活かして地域の医療ニーズに応えています。情報提供サービスや医療ソリューションを通じて、医療の質向上を目指す活動も行っています。
5. まとめ
今回の提携は、両社の強みを活かして新たな医療情報提供の仕組みを構築する重要なステップです。医療現場の効率化へつながることが期待される「D-REACH」は、今後も注目されるプロジェクトと言えるでしょう。