ピンクリボン月間にむけた特別企画
沖縄内のヒルトンホテルグループが、乳がんの早期発見と正しい治療の重要性を伝えるために「Think Pink 2025」という特別企画を発表しました。この取り組みは、2025年10月1日から10月31日までの1ヶ月間にわたって展開されます。ヒルトン沖縄瀬底リゾートの宮沢麻央総支配人を始めとする、地域のヒルトンホテルが力を合わせて行うこの活動は、乳がんに対する理解を深めることを目的としています。
乳がん啓発の重要性
日本では乳がん検診の受診率が47.4%とされ、政府目標の60%には届いていません。この状況を受けて、沖縄のヒルトンホテル6軒では、乳がんに関する情報を発信し、啓発の活動を広めるための取り組みを行います。本企画を通じて、より多くの人々に乳がん検診の重要性を訴えていくことを目指します。
特別企画の内容
1.
ピンクリボンモニュメントの展示: 各ホテルのフロントに、ピンク色のグラデーションが美しいモニュメントを設置します。このモニュメントは人と人とのつながりを象徴するもので、訪れる人々にメッセージを伝えます。
2.
特製ビーチバッグの販売: エコ素材であるジュート生地を使用した特製ビーチバッグを1,500円(税込)で販売します。売上の一部は「ほほえみ基金」に寄付され、乳がんの早期発見と支援活動に役立てられます。
3.
募金箱の設置: 各ホテルには募金箱も設置され、宿泊客や来館者からの寄付を受け付けます。集まった募金も「ほほえみ基金」に寄付され、乳がん啓発活動に活用されます。
4.
ピンクリボンセミナーの開催: 10月18日には、ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城で、乳腺専門医を招聘した社内向けセミナーが行われ、ヒルトンのチームメンバーが乳がんに関する知識を深めます。
特別メニューの提供
他にも、ヒルトン沖縄瀬底リゾートでは庭がピンクにライトアップされるほか、オールデイダイニング「アマハジ」では朝食ビュッフェに「ピンクワッフル」を、イタリアンレストラン「セマーレ」ではビーツを使った特製パスタ「ナストロ ローザ ファルファッレ」を提供します。また、ヒルトン沖縄北谷リゾートのロビーラウンジ「マール」やダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾートの「43ウェストルーフトップバー」では、ピンク色のオリジナルカクテルも楽しめます。
ほほえみ基金について
「ほほえみ基金」は、公益財団法人日本対がん協会によって設立された、乳がんらの早期発見や治療を促進するための基金です。この基金は、乳がん検診の受診を促し、がん患者及びその家族の支援を行い、正しい知識の普及にも努めています。
ぜひ、この機会に沖縄のヒルトンホテルを訪れ、ピンクリボン活動に参加してみてはいかがでしょうか。ヒルトンならではのホスピタリティを感じながら、乳がん啓発への理解を深めてみてください。