アルティウスリンクとPKSHAがAI活用の新たなBPOソリューションを開始

新たなAIエージェントによるBPOサービスの展開

最近の労働市場では、人手不足や採用の難しさが顕在化しており、企業は業務の効率化、品質の向上、可用性の確保を求めています。そんな中、アルティウスリンク株式会社と株式会社PKSHA Technologyは、AIエージェントを活用した新たなバックオフィスBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）サービスの提供に向けて準備を進めることを発表しました。この共同プロジェクトは、企業の業務効率化を目指し、特に経理、人事、購買などのコーポレート業務に役立つことが期待されています。

AIソリューションの目的

この新たな取り組みは、AIエージェントを効果的に業務フローに組み込むための設計や運用体制の確立を目指しています。両社は、AI技術を駆使しながらも、人との連携を重視した運営方法を模索しています。業務設計の専門家であるアルティウスリンクが運用面での強みを発揮し、AI技術を持つPKSHAがその技術を提供することで、「AI×人の協調オペレーション」を実現します。

提供されるBPOサービスの概要

両社が提供するサービスは、業務コンサルティング、AIエージェントの導入、運用支援をすべてBPOとして一元化して提供します。この協業は、まずITヘルプデスクや金融機関向けのバックオフィス領域に特化してスタートします。これらの分野は、対応件数が多く、標準化や自動化の余地が豊富であり、AIエージェントの活用による有効な業務改善が特に期待されています。

アルティウスリンクとPKSHAの役割

PKSHAが持つ様々なAI SaaSやAIエージェントと、アルティウスリンクの業務運営に関するナレッジを組み合わせることで、従来は自動化が難しかった業務プロセスの向上を行います。これにより、企業の生産性向上と競争力の強化に寄与することが期待されます。将来的には、さらなる業界や業務への展開を視野に入れ、AIエージェントを活用したBPOモデルの拡大を目指します。