宿泊業界のGreen Key
2026-02-26 11:53:51

日本の宿泊業界が一堂に会するGreen Key授賞式とシンポジウムの模様をレポート!

2026年に実施されたGreen Key授賞式とシンポジウム



2026年2月17日、京都リサーチパークにおいて、「世界観光レジリエンスの日」にあわせ、Green Keyの新規取得・更新を果たした全国の宿泊施設が一堂に会しました。このイベントは、一般社団法人JARTAが主催したもので、北海道から沖縄まで17の宿泊施設が参加し、国際的な環境認証の重要性と取り組みの成果を共有しました。

開会挨拶での意義の説明


式典は、京都府旅行業協会会長の森野茂様による挨拶で始まり、続けてJARTAの理事、高山傑氏がGreen Keyを通じた観光産業のレジリエンス強化と持続可能な観光の意義について述べました。高山氏は、「認証の取得は終わりではなく、現場での行動を変えていくプロセスです」と強調しました。この言葉は、国際基準を実際の観光サービスに結び付けていく上での重要な指針となります。

取得施設による実践報告


環境への取り組み


今年登壇した17の施設は、Green Key認証取得後に取り組んだ環境負荷削減や地域貢献について具体的な事例を発表しました。参加者たちは、サステナビリティの推進がどのように実施されているかを知ることができ、各施設の取り組みを共有しました。中でも、環境負荷の軽減だけでなく、従業員の意識向上や費用面での効果、ゲストからの評価向上、地域・サプライヤーとの連携強化など、経営面での波及効果が認識され、会場は活気に満ちた雰囲気となりました。

登壇施設の紹介


  • - 扉温泉明神館
  • - シェラトン鹿児島
  • - ザ・リッツ・カールトン大阪
  • - ウエスティンホテル東京
  • - アロフト東京銀座
  • - HOTEL THE FLAG心斎橋
  • - ウェスティンホテル大阪
  • - アンテルーム那覇
  • - メルキュール札幌
  • - アロフト大阪堂島
  • - JWマリオット・ホテル奈良
  • - モクシー東京錦糸町
  • - コートヤード・バイ・マリオット福井
  • - イビススタイルズ京都四条
  • - メルキュール京都ステーション
  • - イビススタイルズ京都ステーション
  • - イビス大阪梅田

これらの施設はそれぞれの地域でサステナビリティに関連する取り組みを進めており、参加者同士の情報交換や交流が進みました。

ゲストスピーカーによる専門的な講演


シンポジウムの第2部では、サステナブルな認証の専門家たちが登壇し、各制度の特徴や国際的な動向について講演しました。特定非営利活動法人日本森林管理協議会(FSCジャパン)の西原智昭事務局長、レインフォレスト・アライアンスの一倉千恵子リレーションシップマネージャーなど、著名なスピーカーによる深い知見が参加者の注目を集めました。彼らは、観光産業における国際基準の重要性とその方向性について具体的な事例とともに共有しました。

表彰式での祝福の瞬間


授賞式では、今年新たにGreen Keyを取得したホテルや更新した施設に対して表彰が行われ、会場は祝福ムードに包まれました。これは、持続可能な取り組みを続ける企業への敬意を表す重要な瞬間でした。式典の締めくくりには、JARTAの阿部由香代表理事から、日本におけるサステナブル観光の未来とGreen Keyの役割に関するメッセージが送られ、参加者たちに希望と期待を抱かせました。

Green Keyとは


Green Keyは、環境教育財団(FEE)が運営する国際的なエコ認証プログラムで、90カ国以上で8,500以上の認証施設を有しています。このプログラムは観光およびホスピタリティ観光業における環境責任と持続可能な運営の優れた基準として国際的に認知されています。認証を取得することで、参加施設は環境管理や省エネ、廃棄物管理、水の保全などの持続可能な取り組みを評価されます。日本では、JARTAがGreen Keyのナショナルオペレーターとして、審査・普及・啓蒙活動に取り組んでいます。


結論


今回のイベントを通じて、日本の宿泊業界が国際基準に基づく持続可能な観光に一歩近づいたことが確認されました。参加者は各施設の努力を知り、新しいネットワークを構築する機会となり、今後の展望を感じました。これからも各施設がサステナビリティに向けた取り組みを続け、日本の観光業界がより良い未来に向かっていくことを期待しています。


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