日本を代表するイタリアンベーカリー・プリンチ®
沖縄にもその名を広めつつある、イタリアンベーカリー「プリンチ®」。日本におけるその存在感を一層際立たせたのが、ヘッドシェフの松田武司氏です。先日、松田氏がイタリア政府公認の「パネットーネ世界大会」日本代表選考会にて、見事にイノベーション&チョコレート部門で第1位を獲得したというニュースがありました。
松田武司氏の受賞について
松田氏は、パネットーネのイノベーションとチョコレート部門で優勝した『パネトーネ チョコラート マローネ』を手がけました。この商品は、2022年から日本のプリンチ®で販売されており、実際の製品として評価を受けることができたことに松田氏は大きな喜びを感じているそうです。
「イタリアの伝統的なパネットーネは、チョコレートチップを混ぜただけのシンプルなものが多いですが、私たちの『パネトーネ チョコラート マローネ』は一味違います。リッチなチョコレートをたっぷり使用し、上質な渋皮栗やヘーゼルナッツを組み合わせることで、華やかで魅力的な味わいを実現しました」と松田氏は語ります。
松田氏のプロフィール
松田武司氏は、日本のパン専門学校で学んだ後、関西のパン屋でキャリアをスタートしました。その後、有名なブーランジェリー「VIRON」で経験を積み、ブーランジェリー部門のグランドシェフに就任します。彼の実力は、2017年にフランスで開催された「モンデイアル・デュ・パン」での世界第2位受賞や、2016年の「シジェップ インターナショナル ベーカリー カップ」における世界第3位など、数々の受賞歴が証明しています。
チョコレートの融合
松田氏が手掛けた『パネトーネ チョコラート マローネ』は、パネトーネ種を利用して作られた生地に、ビターなチョコレートを贅沢に練り込んでいます。さらに、ラム酒の香りがほのかに漂うリッチな味わいに仕上がっているのが特徴です。生地に混ざる渋皮栗のやさしい甘みや、ヘーゼルナッツのカリッとした食感、チョコレートチップの風味が、絶妙に調和し、食べる人を魅了します。
自信と誇り
松田氏は、今回の受賞を通じて次の世界大会に向けた新たな挑戦意欲を感じています。「日本のパネトーネが世界で認められることは名誉です。この受賞を果たしたことで、次回の世界大会でも優勝を目指します」と力強く話します。しかし、過去の受賞歴とは異なり、これからは新しいアイデアや発想を詰め込んだ新作パネトーネの登場も期待されます。
プリンチ®について
1996年に東京・銀座に第一号店をオープンしたプリンチ®は、イタリアンベーカリーを代表する店舗として、全国に13店舗を展開しています。スターバックスとのコラボレーションにより、美味しさと楽しさが融合した体験が提供されています。
商品情報
『パネトーネ チョコラート マローネ』は、年末のホリデーシーズンにも登場する予定です。しっとりした食感と豊かな風味をぜひ味わいに、足を運んでみてください。プリンチ®の公式サイトやInstagramでも、その魅力がたっぷりと紹介されています。これからもイタリアンベーカリーの粋を感じながら、新たな価値をお届けしていきます!