沖縄・なんじょう苑グループが描く介護職場の未来
南城市を本拠地とする日南株式会社(なんじょう苑グループ)は、育児休業の取得を支援し、育休復帰率100%を達成したことが話題です。さらに、男性スタッフ2名の初育休取得も実現しました。この取り組みは、介護業界全体の人手不足が深刻化する中で注目されています。
なぜ今、職場環境の改革が必要なのか
厚生労働省によると、介護職員の数が初めて減少に転じるなか、2040年度には約57万人の不足が予測されています。人材確保は業界の重要な課題となり、「女性だけではなく男性も育休を取れる職場」を目指す必要性が高まっています。なんじょう苑グループは、長く働き続けられる環境を構築するために、育児休業制度の整備とその後のサポートに取り組んでいます。
実績の紹介
なんじょう苑グループの育休取得状況について詳しく見てみましょう。
- - スタッフ総数: 80名
- - 育休取得者数: 7名
- - 育休復帰率: 100%(全て職場復帰)
- - 復帰スタッフの職種: 介護職・看護職・リハビリ職
- - 勤務形態: フルタイム正社員・時短勤務・パート勤務から選択
- - 男性育休取得者数: 2名(リハビリ職)
育児休業を取得した男性スタッフは、職場の上司が積極的に制度を勧めてくれたことで迷うことなく取得できたと話します。これは「取ってもいい職場」ではなく、管理職が主体的に「取れる職場」を作るための意識づけが功を奏している良い例です。
スタッフの声
実際に育休を取得したスタッフたちは、皆安心して復帰できたことを強調します。例えば、ある介護職は「スタッフに温かく迎えてもらえたので、焦ることなく仕事に戻れました」と述べています。リハビリ職のスタッフは「育休中、子どもの成長を見守る大切な時間を得られた」と振り返り、育休を取得したことの意義を感じています。
多くのスタッフが「育休は取るべき」と口にする中、育休取得の重要性と支援体制が、職場の雰囲気として醸成されているといえます。
福祉の未来を支えるための取り組み
なんじょう苑グループが育休を円滑に進めるために行っている施策は以下の通りです。
1.
復帰面談制度: 育休から戻る際には上司との個別面談を行い、復帰希望の確認を行います。
2.
柔軟な勤務形態: 復帰直後はパート勤務からスタートすることもできますので、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
3.
多様な育休制度の整備: 男女ともに育休制度が充実していますが、特に男性スタッフに向けた制度の周知に取り組んでいます。
経営者の想い
代表取締役社長の新垣憲良氏は、介護職は人と人の支え合いで成り立っているため、スタッフ自身が安心して働ける環境の重要性を強調します。そして、育休を取得したスタッフ全員が職場に戻ってきたことが、信頼の証であると語ります。
これからも「介護を誇れる仕事」として、利用者に最適なケアを提供し、スタッフも誇りを持って働き続けられるよう努めていくとのことです。
会社概要
- - 社名: 日南株式会社(なんじょう苑グループ)
- - 所在地: 沖縄県南城市大里大城2005-1
- - 設立: 2014年
- - 事業内容: 有料老人ホーム、訪問看護、訪問介護等の運営
- - URL: なんじょう苑グループ公式サイト
このように、沖縄県のなんじょう苑グループは、育児休業取得を通じて、介護職場の充実やキャリアの選択肢を提供し、スタッフが充実した職業人生を送れるように取り組んでいます。