高級カレイ「マツカワ」
2025-07-25 18:27:21

岡山理科大学が育てた高級カレイ「マツカワ」がくら寿司に登場!

岡山理科大学が生み出した高級カレイ「マツカワ」



全国的に有名な回転寿司チェーン「くら寿司」が、大阪・関西万博店で新しいメニューを加えました。「岡山理大 まつかわがれい」として登場したこの高級カレイは、岡山理科大学の生物生産教育研究センターで育てられたものです。2023年7月25日から、1貫320円(税込)という手頃な価格で提供されていますが、数量限定で売り切れ次第終了します。

この「マツカワ」は一般的に「カレイの王様」と称される魚で、身は分厚く、脂がのった食感が特徴です。一口食べると、その甘みや歯ごたえの良さが口いっぱいに広がります。特に、この寿司のためにしょう油麹に漬け込まれたマツカワの握りは、素材の良さが引き立っており、多くの食通から高い評価を得ています。

岡山理科大学では2023年の7月12日から、このマツカワの稚魚を育て始めました。養殖は完全閉鎖循環式の水槽を使用して行われ、平均体重約2.6㌘、体長約6㌢の稚魚から順調に成長しています。出荷時には平均して1.5㌔に達するといいます。

「くら寿司 大阪・関西万博店」は、135メートルの回転レーンと338席の広々とした店内を持つ、同チェーンの中でも最大の店舗です。万博会場という立地にふさわしく、世界各国の料理もメニューに取り入れられており、訪れた多くの観光客にも楽しんでもらえる工夫がされています。

初日に訪れたお客さんの中には早速「岡山理大 まつかわがれい」を注文し、その食感と味を絶賛する声があがっていました。大阪市在住の20代女性は、「コリコリの食感があって、上品な甘みと適度な脂がとても美味しい」と評価しています。このような好評を受け、ますます注目を集めています。

また、岡山理科大学から訪れた生命科学部生物科学科の山本俊政准教授も、この日店内におり、自らの目で学生たちが育てたマツカワの出来栄えを確かめていました。彼は「学生たちはこの魚をまるでわが子のように愛情を持って育ててきました。もちろん、味に関しては自信があります。世界各国から来たお客さんに、この日本の大学の研究を知ってもらい、極上の味わいを楽しんでほしいと思っています」と語りました。

このように、厳格な研究と愛情が込められた高級カレイ「マツカワ」。くら寿司を訪れた際には、ぜひこの新メニューを味わってみてはいかがでしょうか。食は人を繋ぎ、文化を広げます。岡山から生まれたこの味覚を、多くの人々に経験してもらえることを願っています。


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