那覇にオープン！生と死を語り合うユニークなスナック「めめんともり」

沖縄に誕生する新たなコミュニティスペース

沖縄県那覇市に、2025年2月15日にユニークなスナック「終活スナックめめんともり」がオープンします。このスナックは「終活」をテーマにした場所であり、死と生についてオープンに語り合うことができる空間を提供します。オーナーの村田ますみ氏は、日本における海洋散骨の先駆者であり、この新しい試みを通じて人々がより深く死について考え、より充実した人生を送る手助けをしたいと考えています。

このスナックは、株式会社福地組の手によるリノベーションプロジェクトとして生まれ、亡き母を散骨した場所である沖縄に、村田氏の思いが込められています。また、オープンを記念して同日にはHAVE A GOOD DAYにてレセプションイベントが開催されます。

目的とコンセプト

「終活スナックめめんともり」は、単なる飲食店ではありません。ここでは、終活を通じて人生の最期を考えることができる「サードプレイス」を目指しています。このスナックは、以下のような人々に向けて開かれています。

- 老後や死に関する意見を自由に共有したい方
- いざという時に支えてくれる人を見つけたい方
- 不安を解消し、後悔のない人生を送りたい方
- 医療、介護、相続についての情報を学びたい方
- 死について考えることで生きる意味を見つけたい方

ユニークな入棺体験

「終活スナックめめんともり」の店内には、地元の伝統工芸作家・崎山ハナエ氏がデザインした琉球紅型染のオリジナル棺が設置されており、来店者はいつでも入棺体験をすることができます。また、この棺は沖縄の守り神シーサーやパッションフルーツの花、やちむん風の唐草模様を用いたデザインで、沖縄の文化が息づく空間を演出します。

オープニングレセプションのご案内

2月15日（土）には、HAVE A GOOD DAYにてオープニングレセプションが行われます。このイベントでは、開業の趣旨説明、店舗の内覧会、さらに遺影撮影や入棺体験も行われる予定です。イベントには、沖縄ならではの豚の丸焼きや法事料理も振る舞われ、参加者の皆さんが楽しめる味わい深い体験が用意されています。

- 日時: 2025年2月15日（土）17:00〜20:00（開場16:30）
- 場所: HAVE A GOOD DAY HIGASHIMACHI 6階シェアラウンジ
- 参加申し込み: こちらより

メッセージ

村田ますみ氏は、「20年前に母を沖縄の海に散骨して以来、ここは私にとって第二の故郷です。この場所で人々のつながりを創出し、沖縄の豊かな死生観を学べる場を提供したいと思います」と語っています。

また、株式会社福地組の福地一仁代表も、「終活スナックめめんともり」が生み出す交流によって、人生の最期についてオープンに語り合う機会や、相続に関する知識を習得する場になることを期待しています。一緒に那覇を盛り上げていきましょう。