シナジープラスと相続診断協会が連携を発表
最近、沖縄県中城村を拠点とする株式会社シナジープラスが、一般社団法人相続診断協会との連携を記者発表し注目を集めています。この取り組みは「もめない相続」や「笑顔相続」を広め、相続に関する課題を解決することを目的としています。
相続コンサルティングの新たな展開
シナジープラスの亀島淳一代表取締役と、相続診断協会の小川実代表理事が握手を交わし、協力関係を築くことが決定しました。同社は、「相続で家族が争わない」「優良財産を守る」「次世代にお金の不安を残さない」という三つの大切な目標を掲げ、相続コンサルティング事業を行っています。
独自に開発した「相続コンサルティングシステム(SIPS)」を使用し、他社にはない具体的な相続計画を提案しています。特に不動産相続の分野に力を入れ、相続税や資産のライフプランを詳細にシミュレーション。これに基づいて、家族にとって最適な相続計画を作成します。
笑顔相続を広げるための協力
一方の相続診断協会は、相続による争いを減らし、笑顔のある終活を実現することを目指しています。両者の目的には重なる部分があり、協力することでより多くの人々に「もめない相続」のメッセージを届けることができます。
今後、相続診断士の教育機関としてシナジープラスは、SIPSを活用したセミナーを開催し、全国の相続診断士に向けた研修を行います。これにより、全国5万人以上の診断士が、悪化する可能性がある相続トラブルを未然に防ぎ、「幸せ相続計画」を提案することが期待されています。
SIPSの特長と評価
シナジープラスが開発したSIPSは、相続に関するさまざまな情報を総合的に分析し、各相続人に最適な相続プランを提供するシステムです。このシステムは2024年に特許を取得し、グッドデザイン賞やASPICクラウドアワード賞などを受賞するなど、高い評価を得ています。
亀島代表は、「もめない相続の実現に向けて、私たちの取り組みが多くの家族に幸せをもたらすことを期待している」と述べています。さらに、小川代表は「シナジープラスとの連携により、相続トラブルの軽減と笑顔相続の普及に大きく貢献できる」と語っています。
おわりに
相続は家族にとってとても大切なテーマですが、取り扱いを誤るとトラブルの原因にもなってしまいます。シナジープラスと相続診断協会の取り組みは、そのような挑戦を乗り越え、家族が互いに笑顔でいられる未来を創るための一助となるでしょう。今後の展開に目が離せません。