沖縄・コザ地域に新たな息吹を吹き込むX-BORDER KOZA再開
沖縄県沖縄市コザに位置するコミュニティオフィス「X-BORDER KOZA」がリニューアルオープンしました。この施設は、企業が抱える現実的な課題に寄り添い、共に解決策を模索するための実践型コミュニティとして進化します。
X-BORDER KOZAの特徴と背景
X-BORDER KOZAは、「越境と共創」をテーマに、地域や業種を超えた様々な人々が集い、交流できるスペースとして2022年にオープンしました。以来、多くの勉強会やイベントが開催され、県内外の方々に利用されてきました。この度のリニューアルは、沖縄県浦添市出身の高良紗加さんが新しくコミュニティマネージャーに就任したことをきっかけに実施されたものです。以前のスタイリッシュなデザインを残しつつ、誰もが気軽に利用できる利便性を追求していきます。
実際の運営と企業の経験
X-BORDER KOZAの運営母体は岡野バルブ製造株式会社です。発電用バルブの製造・メンテナンスを行っている企業であり、これまで「一つの強み」に依存する体質に悩んできた経験があります。異業種との協業により新たな活路を見出し、そうした背景をもとに、他の企業とも共に挑戦し成長できる場を設けたいと考えています。リニューアルは、単なるコワーキングスペースの機能拡充ではなく、企業の成長に向けた「きっかけの場所」を提供するものです。
新しい取り組みの紹介
新たにリニューアルされたX-BORDER KOZAでは、以下の4つの柱を中心に運営が強化されます。
1.
文化の壁を「翻訳」
官公庁や民間での経験を持つ専任マネージャーが、企業とスタートアップの間の橋渡しを行います。
2.
アイデアを「実装」
KSA(コザスタートアップ商店街)に集う多様な異業種人材との交流を促進し、アイデアの実現を支援します。
3.
行政・支援へ「直結」
官公庁との連携を強化し、事業加速に必要なリソースを迅速に提供します。
4.
新規事業推進を「支援」
岡野バルブ製造の人材やネットワークを活かし、新規プロジェクトの立ち上げを後押しします。
孤独を力に変えるプログラム
X-BORDER KOZAでは、同じ悩みを抱える担当者同士の交流を促進するイベントが提供されます。これにより、意見を交換しながら自信を深めるとともに、企業成長に向けた具体的なアイデアを持ち帰られる場を目指します。オリジナルの研修や合宿プログラムも提供し、個々の企業に最適化された変革の支援を行います。
コワーキング環境の強化とリニューアルパーティ
新たにカフェスペースも設けられ、リラクセーションを促進する空間が生まれました。ビジネスに集中しつつ、自然な会話を生む環境が整えられています。リニューアルを記念して行われるパーティは、豪華ゲストを迎えて、「Be a Game Changer.」をテーマに、参加者が主体的に関わるプログラムが用意されています。
今後の展望
リニューアルを契機に、来訪者の声を反映したさらなるサービス向上を目指します。また、定期的にイベントを開催し、地域に密着した「実践型コミュニティ」の形成を推進する予定です。今後ますます期待が高まるX-BORDER KOZAにどうぞご注目ください。
アクセス情報
X-BORDER KOZAは沖縄市中央1丁目に位置し、那覇空港から車で約40分の距離です。営業時間は平日の10:00から18:00までで、週末はお休みです。ぜひお気軽に訪れてみてください。