石垣島ブルーカーボンプロジェクトが新たな一歩を踏み出す
最近、福岡市の株式会社ヴェントゥーノと沖縄県石垣市の株式会社勝水産が共同で進めてきた「石垣島ブルーカーボンプロジェクト」が、2025年12月19日付で「Jブルークレジット®」の認証を取得したことが発表されました。このプロジェクトは、オキナワモズクの養殖を通じて環境への貢献を目指しています。今回は、このプロジェクトの詳細や背景についてお伝えします。
プロジェクトの概要
石垣島ブルーカーボンプロジェクトは、オキナワモズクの環境再生型養殖に取り組んでいます。このプロジェクトでは、海洋生物が吸収・貯留した炭素、いわゆる「ブルーカーボン」の創出が重要なテーマです。国連環境計画の報告書によると、ブルーカーボンは地球温暖化のガスを除去する力を持っており、持続可能な発展に向けた新しい選択肢とされています。
今回の認証は、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)によるもので、0.3t-CO2がクレジットとして認められました。オキナワモズクによるJブルークレジットの取得は、石垣島では初の試みであり、地域にとって特筆すべき出来事です。
沖縄のモズク生産の状況
沖縄県は日本全国のモズク生産において約90%のシェアを誇っており、その中でも八重山エリアは県内で二番目の生産量を誇ります。しかし、最近では環境変動や気候変動の影響により、生産量が不安定になるなどの課題も抱えています。
このような背景の中、ヴェントゥーノと勝水産は2014年からプロジェクトを開始し、持続可能なモズクの養殖を通じて、藻場保全と地域の環境改善に貢献することを目指しています。養殖場では、オキナワモズクの湿重量をドローンを用いて測定するなど、高度な技術も導入されています。
クレジットの購入について
Jブルークレジットは持続可能な開発の一環として注目されており、今回のプロジェクトによって生まれたクレジットは一般向けにも販売される予定です。公募方式は総量配分方式で、1口あたりの購入金額は110,000円(税込)。公募の意向表明期間は2025年12月29日から2026年2月13日まで、実際の購入は2026年1月6日から2月20日まで行われる予定です。詳細情報は(こちらのURLを参照してください)
https://www.blueeconomy.jp/archives/2025-2-jbc-register/#19で確認できます。
まとめ
石垣島ブルーカーボンプロジェクトのスタートは、地域の環境保全に向けた大きな一歩となることでしょう。持続可能な農業技術を導入し、地域と共に発展するこの取り組みは、他の地域の模範にもなり得ます。今後の進展に期待が寄せられるこのプロジェクトに注目し、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。環境に優しいモズクを通じて、みんなで地球を守る活動を応援しましょう。