琉球ゴールデンキングスは、9月10日から16日にかけて、オーストラリアのパースで行われた国際大会「Perth Wildcats International Series」に参加しました。この大会は、日本のB.LEAGUEの琉球ゴールデンキングスやサンロッカーズ渋谷、オーストラリアのNBLに所属するパース・ワイルドキャッツとサウスイースト・メルボルン・フェニックスの4クラブが集まり、競い合う貴重な機会です。
キングスにとって、この遠征は新たな一歩です。昨年のイタリア遠征に続き、今度は初のオーストラリアでの対戦。南半球でのプレーは、チームにとって全く新しい挑戦であり、選手たちは世界レベルでの試合を体験することができました。
大会では、NBLの開幕を控えたパース・ワイルドキャッツとサウスイースト・メルボルン・フェニックスとの対戦が行われました。接戦の中で、両チームの連携力は高く、これから新シーズンを迎えるキングスにとって、彼らとの対戦は非常に意味深いものでした。選手たちは自分の力を試す場面を持ち、競技レベルを一段階引き上げるための貴重な機会に恵まれました。
また、この遠征ではコート上での体験もさることながら、アウェー戦ならではの環境に触れることができました。コートの質や応援スタイル、移動手段など、現地でないと感じられないことが多く、今後のEASLに向けた準備にも大いに役立つ経験です。このような海外での試合に出ることで、選手たちは自信を持って成長し、さらなる挑戦に臨む力を養います。
西オーストラリア州の州都、パースは「世界一美しい街」とも言われ、選手たちは試合の合間に地元の観光を楽しみました。川沿いの公園や動物公園を訪れることで、チームビルディングにもつながり、嘉例的な思い出を作ることができました。また、在パース日本国総領事や沖縄県人会の方々からの温かい歓待を受け、地元のファンからも多くの応援をいただき、選手たちは大変励まされたことでしょう。
これから、沖縄サントリーアリーナでの「ISLAND GAMES 2025」に出場し、10月からはB.LEAGUEとEASLの新シーズンが始まります。ブレイクスルーを果たした今回の経験を活かし、沖縄代表としてさらなる高みを目指していくことでしょう。
「沖縄を世界へ」。この目標を持ち続け、キングスはアジアトップのクラブを目指し、挑戦を続けます。沖縄の素晴らしさを世界に伝えるためにも、バスケットボール界の発展に貢献するためにも、ファンの応援と共に進んでいきます。
最後に、遠征に関わった皆様、応援してくださったファンの皆様に心から感謝申し上げます。これからも琉球ゴールデンキングスをよろしくお願いいたします。