新たな対話文化
2025-10-15 13:31:54

若手の力で実現する新しい対話文化「逆1on1」が始動

新たな1on1制度「逆1on1」の導入



株式会社コンピュータ技研が今秋からスタートする新しい1on1制度「逆1on1」は、今の時代に即した対話のスタイルを提案しています。この制度では、若手社員が聞き手となり、古参や中堅社員が自身の経験や考えを自由に語る機会を創出します。この取り組みは、組織における心理的安全性を重視し、世代間の理解を深めることを目指しています。

背景



昨今、コミュニケーションの不足が企業内での課題として浮上しています。特に、若手社員とベテラン社員の間には、価値観の違いが生まれることが多く、これを克服するためには、対話の機会が求められます。コンピュータ技研では、複数の企業と連携して実施した研修において、「心理的安全性」を議題に取り組み、「ベテラン社員が本音を語れる場」を作ることが重要であると認識されました。その結果、若手社員が主体となる「逆1on1」が誕生しました。

制度の概要



「逆1on1」の具体的な内容は、若手社員が面談者となり、古参・中堅社員に質問を投げかける形式です。この逆転の関係性は、若手社員が先輩のキャリアを深く理解しつつ、自らの聴く力や質問力を身につけるための貴重な学びの場となります。

  • - 実施期間: 2025年10月〜2026年4月(トライアル期間)
  • - 対象者: 若手社員および自薦・他薦による古参・中堅社員
  • - 頻度: 月1回、各30分程度
  • - 目的: 心理的安全性の向上、世代間の相互理解、若手社員の成長促進

面談結果は会社へ報告する義務はなく、話しやすい環境を整備。離れた情報を共有したい場合は、本人の同意を確認するルールも設けられており、信頼関係に基づく学びの循環を目指しています。

ガイドラインの整備



新しい取り組みであるため、不安を感じる参加者も多いかもしれません。そこで、当社では「逆1on1ガイドライン」を策定し、実践的なコミュニケーションの指針を提供しています。これにより、参加者はハードルを感じず、安心して対話に臨むことができるようになります。このガイドラインには、対話に際しての心構えや、質問する際の具体例が記載されています。

今後の展望



トライアルを経た後、参加者のフィードバックをもとに制度の改善を行い、制度を単なる形ではなく、会社全体の文化として根付かせることが目標です。株式会社コンピュータ技研は「世界に0をONする」という理念を持ち、一人ひとりの経験や声を大切にした対話文化を広げていくことに尽力しています。これからの「逆1on1」が、社員にとってより良い働き方やコミュニケーションの実現に寄与することを期待しています。

企業情報



株式会社コンピュータ技研は、大阪を本社に、横浜、佐賀、沖縄、静岡、愛媛といった地に拠点を持つIT企業です。また、地域社会との新たな絆を築くために、書店やレンタカーの運営なども行っています。これらの取り組みが、地域や社会に新たな価値をもたらすことに貢献しています。


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