沖縄のこどもおかね教室
2026-08-13 10:47:14

沖縄で子どもたちが楽しく学ぶ「こどもおかね教室」の開催

沖縄で子どもたちが楽しく学ぶ「こどもおかね教室」の開催



令和8年8月、那覇市の「にじの森文庫」で、沖縄県内における企業とこどもの居場所との連携により、特別企画「こどもおかね教室」が開催されました。このプログラムは、困窮者支援ネットワークが運営する「沖縄県こどもの居場所ネットワーク事業」に基づき、企業が持つ専門性を地域の子どもたちへ届ける大変意義のある取り組みです。今回のイベントを通して、子どもたちは「夢を諦めない」ための基礎的な金融教育を受けることができました。

楽しく学ぶ金融教育



この企画では、お金の重要性とその使い方について学ぶことをテーマとしました。講師には中島逸実さん(ソニー生命保険株式会社 那覇LPC第1支社)が招かれ、子どもたちに楽しくお金についての知識を伝えることに挑戦しました。中島さんは、多くの学校で金融教育の実績を持ち、こどもの居場所での教育は今回が初めての試みでした。

当日はゲームやクイズが盛り込まれ、参加者は小学生から中学生の約30名。活気に満ちた会場では、子どもたちが積極的に参加し、お金の役割やその使い方、計画性の大切さを学んでいきました。特に、参加者たちが「10kgの鞄を持って、これはいくら分のお金なのか?」というクイズに熱中し、会場は興奮の渦に包まれました。

お金のしくみを知ることの大切さ



中島さんは、夢を叶えるためには「お金のしくみ」を理解することが重要だと強調しました。実体験を交えながら、「学生時代や家庭を築く中で、もっと早く基本的な金融知識を知っていれば良かった」と振り返り、将来の選択肢を広げるためにお金と上手に付き合う力を子どもたちに育むことの重要性を伝えました。

また、「見通しを持つことによって、恐れがなくなる」といったメッセージや、日常生活で身につけるべき生きる力についてのアドバイスも行われ、「不安な時は周りの大人に相談することが大切」という教えもありました。

質問が飛び交う教室



講座中、子どもたちからは次々と質問が飛び出し、「お札の偽造防止のしくみは?」「1億円稼ぐのに何日かかるの?」「子どもでも投資はできるの?」など、興味津々の様子が見受けられました。中島さんは、子どもたちの夢を実現するためには、周囲の支え合いが必要だと力強くメッセージを送りました。

仲間作りの重要性



金融リテラシーは、将来の進学や就職、社会生活を送る上で不可欠なスキルです。しかし、子どもの居場所では通常、基本的な食事提供や学習支援が中心となるため、専門的な学びの機会が限られています。このような背景のもと、企業側も地域の子どもたちに貢献したいと考えつつ、実際のサポートの実施は難しいことが多いのです。

今回の「こどもおかね教室」は、企業と居場所の出会いを生み出す中間支援の重要性を感じさせるものでした。中島さんは、実施後に「新しい気づきがあった」と話し、次回の企画への期待を寄せていました。今後は、更に拡大した内容で若者を対象とした金銭教育の機会も提供される予定です。

このようなイベントを通して、子どもたちが教育の質を向上させ、将来の夢を実現する力を養っていくことを願っています。


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