2025年大阪・関西万博後の観光振興に向けた新たな取り組み

2025年に開催される大阪・関西万博が、国内外から数多くの来訪者を迎えることが予想されています。この大規模イベントは、関西地域の観光需要に大きな影響を与えると同時に、地域経済にとっても重要な役割を果たすことでしょう。しかし万博が閉幕した後、いかにしてこの熱気を持続させ、地域を活性化していくのかが課題となります。そこで、JR西日本、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）、JTBの三社が新たな協業を発表しました。

この協業は、『動け、好奇心。』というJR西日本のキャンペーンの一環で、地域の観光振興を持続的に進めることを目指しています。JR西日本は、広域交通ネットワークを持っており、USJは世界レベルのエンターテインメントを提供し、JTBは全国的な販売網を活かした商品企画力があります。それぞれの強みを結集し、関西全体の観光施策を強化していくのです。

第一弾として、冬のホリデーシーズンに向けた特別旅行プランが発表されました。それは「JRで行く！ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅 in ホリデーシーズン～煌めく冬のクリスマス～」という商品です。販売は2025年10月16日から始まり、旅行期間は2025年11月19日から2026年1月4日まで。このプランは、北陸、山陽、山陰、九州地域から出発できる特別な内容になっています。

旅行プランには、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの1.5デイ・スタジオ・パスや、JTBユニバーサル・エクスプレス・パス1、さらには「スーパー・ニンテンドー・ワールド™」エリアへの入場券が含まれています。また、パーク内レストランの優先案内や、クリスマス特別鑑賞エリアへの入場券も付き、特別な体験ができる内容になっています。

このプランは、北陸、中国、九州エリアのJTB取扱店や、JR西日本運営のtabiwa by WESTERで予約・購入可能です。各旅行の詳細についてはJTBやtabiwaの公式ウェブサイトで確認できます。

今後もこの三社は、季節に合わせて様々なイベント商品を展開し、関西エリアの観光需要を喚起させ、地域経済の活性化に努めていくとしています。観光客の皆さんが関西を訪れる大きなきっかけとなることでしょう。万博後も引き続き楽しめる観光名所が多く存在する関西。この取り組みを通じて、地域の魅力を再発見しましょう。