京都のアートシンポジウム
2025-11-28 11:35:50

アートとイノベーションの対話が京都で実現するシンポジウム

アートとイノベーションの交流シンポジウム



2024年12月20日と21日の2日間、京都大学で開催される「アート×イノベーションシンポジウム」に注目が集まっています。このシンポジウムは、サンパウロ・ビエンナーレの総合キュレーターであるボナベンチュール・ソー・べジェン・ンディクン教授を迎え、アートとイノベーションの新たな可能性を探求することを目的としております。

シンポジウムの目的とコンセプト



このイベントは、アートがどのように政治や社会に影響を与え、イノベーションを生み出すのかという問いを中心に展開されます。特に、どの声が社会で“聞こえる”のか、またそれに伴う感性のシステムについて考察します。

ボナベンチュール教授は、アートが既存の意味体系を一度宙吊りにし、新たな創造を導くことができると説いています。このプロセスは、アートが声にならない声を掬い上げ、社会の流れを変える力を持つことを教えてくれます。日本の伝統文化である茶の湯も、その静けさの中で独自の出会いや創造を提供してきました。

イベント詳細と参加方法



25年間にわたり、京都大学は文部科学省の受託事業として、価値創造人材育成プログラム「京都クリエイティブ・アッサンブラージュ」を推進してきました。この取り組みは、社会人の創造性を育成する拠点を国内に構築することを目指しています。

開催日時・場所


  • - 日程:2024年12月20日(土)午前10時15分から午後6時まで
  • - 場所:京都大学百周年時計台記念館1階 百周年記念ホール

参加費・定員


参加者はどなたでも無料で参加可能ですが、企業からの業務としての参加は3,000円となります。定員は500名まで(先着順)です。

詳細な参加方法については、以下のページから確認・申込ができます。
イベント詳細ページ

登壇アーティストとゲスト



当日は多様な分野から集まったゲストがシンポジウムに華を添えます。石垣島出身のヒップホップアーティストTECH NINEや、沖縄のシンガーKUNIKOなど、地域に根ざしたアーティストたちが自身の独自の視点からイノベーションに対し貢献する姿も見られるでしょう。また、DJの雲龍、神戸大学の音楽人類学者矢野原佑史、京都市立芸術大学の田中功起など、各界で活躍するクリエイターたちが参加します。

教育的な観点からのアプローチ



シンポジウムでは、単なるアートの紹介に留まらず、文化経営学やクリエイティブな思考を深める方法についても考察されます。宇和島出身で茶人の木村宗慎主任教授も参加し、アートと茶道の関係についての考え方を共有します。

このシンポジウムは、参加者同士の対話を通じて、アートの持つ力を考える機会となるでしょう。ぜひ足を運んで、アートと共に未来を描く創造的なひとときをお楽しみください。


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