泡盛「暖流」がカンヌへ
2025-08-05 14:13:50

カンヌ映画祭で泡盛「暖流」が世界に認められた感動の瞬間

沖縄の宝、泡盛「暖流」が世界の舞台で評価された日



2025年5月18日、世界が注目する映画の祭典「第78回カンヌ国際映画祭」がフランスで開催されました。このセレモニーにて、沖縄県うるま市の老舗酒蔵、神村酒造が作る泡盛「暖流」が公式に提供され、世界中のセレブリティたちから絶賛を受けるという快挙が実現しました。これに伴い、神村酒造は40年もの熟成を経た希少な古酒をブレンドした特別商品「暖流BLESS 46度」を披露し、その淡い琥珀色の味わいは、晩餐会に華を添えました。

泡盛とフランス料理のマリアージュ



カンヌの公式セレモニーで供されたのは「暖流BLESS 46度」と、4度にわたり金賞を受賞した「暖流CRAFT 3年古酒 40度」の2種。両者は、沖縄の伝統的な酒器である「カラカラ」と「ちぶぐゎー」でサーブされ、デザートのラズベリータルトとの絶妙のペアリングとして提供されました。参加者からは「これほどエレガントな風味を持つ蒸溜酒が存在するとは」といった称賛の声が上がりました。晩餐会の後、残ったボトルはゲストたちに持ち帰られ、沖縄の泡盛の香りがセレブの間に広がる様子は、感動的でした。

「カンヌ報告会」で泡盛の魅力を再発見



続く2025年6月26日、那覇市のホテルコレクティブにて、神村酒造の快挙を祝うための「カンヌ報告会」が開催されました。このイベントには泡盛ファンや関係者約140名が集まり、泡盛の魅力を再発見する貴重な機会となりました。特に、ホテルのシェフによるカンヌの晩餐会での料理が再現され、さらに暖流に合わせたオリジナルの新料理も提供されました。参加者は「まるでカンヌにいるかのよう」と感じたと話し、泡盛の新しい可能性に感動を覚えていました。

神村酒造の143年の歴史と未来への挑戦



神村酒造は1882年に創業し、家族経営の酒蔵として泡盛製造をスタートしました。沖縄戦によって多くを失ったものの、泡盛の復興に邁進し、「次世代に泡盛の素晴らしさを伝えたい」という志から、1968年には樽熟成泡盛「暖流」を世に送り出しました。今回のカンヌでの成功は、この143年の努力の集大成であり、泡盛文化の未来を切り拓くものです。

限定発売「暖流BLESS 46度」



神村酒造は、「暖流BLESS 46度」を特別に発売します。700本限定で、40年間熟成の古酒を含む7種類の古酒をブレンドしたこの特別な一品は、華やかな祝福を演出します。販売は2025年7月1日より開始され、オンラインショップや一部の酒販店で入手可能です。今回のカンヌでの成功を、さらなる一歩として沖縄と泡盛の未来につなげていきたいと考えています。

中里迅志代表の思い



「カンヌで暖流が世界に届けられる姿を実見して、新たな可能性を確信しました。また地元の報告会で、皆さまが泡盛を誇りに思っている姿に触れ、感動しています。この『暖流BLESS 46度』は、私たちの142年間の酒造りの歴史と未来への挑戦の象徴。これが、皆さんの特別な瞬間に寄り添えることを願っています。」

今後も神村酒造は、琉球泡盛の魅力を信じ、新たな歴史を築き続けます。


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