キングスU18が挑むインフロニア B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2025
沖縄のキングスU18が「インフロニア B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2025」に挑戦することが決定しました。この大会は6月7日に開幕し、全国から40チームが集結。北、東、中、西、南の5地域に分かれて、1回戦の総当たり戦が行われます。各地区の上位2チームとプレイオフを通過した2チームが、次の「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2025」へ進む権利を得るのです。
キングスU18は南地区に所属し、初戦は6月14日(土)に熊本ヴォルターズU18との対戦を控えています。また、8月には沖縄サントリーアリーナでの試合も予定されています。今季は新チームとしての結束を試される重要な場面が続く中、チームのキャプテンには名城寿唯選手が、またゲームキャプテンには長嶺充来選手が選ばれました。
このキングスU18は、「1試合ごとに100%を出し切る」という目標を掲げています。昨シーズンは個々の能力が際立つ選手が多かったですが、今季は全員バスケットに重点を置き、攻守ともに連携プレーを強化していく方針です。名城選手は「チームの色が変わった」と感じており、初月はチームのまとまりに苦しみながらも、徐々に役割が明確になってきた手応えを感じています。長嶺選手は、ゲーム管理や強力なディフェンスを担当し、嶺井俊弥選手や金城史侑選手はそれぞれ得意なshootを持っており、チーム力を向上させています。
特に注目すべきは、188cmの身長を誇る2年生の奥間翔選手です。彼は昨シーズン、先輩に頼るばかりだった1年生から変わり、「声で引っ張るだけでなく、プレーでもチームを支えたい」と意気込みを語りました。自らの武器であるリバウンドに重点を置きつつ、新たな技術も磨く決意を述べています。
さらに、頼もしい新1年生が加入し、チーム力の底上げに寄与しています。特に宮里俊佑選手は、昨シーズンのキングスU15でキャプテンを務め、多くの大会で高い評価を得た優秀なプレーヤーです。彼は「プレー中は年齢に関係なく声をかけ合い、メンタルを支える役割を担いたい」と言い、チームの精神的な支柱になることを目指しています。
与那嶺翼ヘッドコーチは、個性豊かな新メンバーを「伸びしろたっぷりのチーム」と評し、インサイドの高さに加えバランスも良いと期待を寄せています。しかしまだ「ファイターとして成長しきれていない」とし、リバウンドやルーズボールへの執着心、ミス後の切り替えをしっかり意識することが重要だと話しました。
全体のレベルが向上する中、キングスU18も進化を続けます。競合との差をもっと縮め、切磋琢磨しながら「全勝優勝」を目指す姿勢はこれからも変わりません。名城選手は「全勝優勝が目標」と強く言い、新シーズンに向けた意気込みを見せています。今年の「インフロニア B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2025」の戦いから目が離せないでしょう!
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