ファミリーマートが強化するクマ対策
最近、特に北海道や東北地方において、クマの出没が増えており、店舗の安全を守るために企業の取り組みが求められています。ファミリーマートは、創立45周年を迎える2026年を見据え、地域の安心・安全を最優先にした新しい対策を進めています。具体的には、クマ撃退スプレーの配備増加や、野生動物撃退装置「モンスターウルフ」の導入を通じて、店舗従業員とお客さまの安全を守る方策を強化しています。
クマ撃退スプレーの配備
ファミリーマートでは、2025年からのクマ被害の増加を受けて、すでに約500店舗にクマ撃退スプレーを導入し, 今回はさらに300店舗への追加配備を行うことを決定しました。全体で800店舗を対象に、緊急時に使用できる撃退スプレーを従業員が使えるように周知徹底しています。
具体的な対策内容
- - 出没時の迅速対応: 近隣でクマの目撃情報があった場合、店舗は直ちに自動ドアを閉鎖し、施錠することで不測の事態を未然に防ぎます。
- - 避難誘導: 通行人が店舗に避難したい場合は、店内に案内し、安全が確保されるまで保護する体制作りを徹底。
- - 環境美化: クマを寄せ付けないため、店舗周辺の清掃を強化し、食べ物の匂いを残さないように配慮。必要に応じてゴミ箱の撤去も行います。
新しい試み「モンスターウルフ」
さらに、地域におけるクマ対策として、野生動物撃退装置「モンスターウルフ」の実証実験を行うことになりました。この装置は、オオカミの形状を持ち、威嚇音やLEDの点滅でクマを遠ざける機能を持っています。
モンスターウルフの特徴
- - 威嚇機能: 50種類以上の威嚇音をランダムに再生し、赤色LEDと青色LEDの点滅で警戒を促します。
- - 感知機能: 赤外線センサーで熱を感知し、クマが近づくと自動で作動します。
- - 設置の容易さ: ソーラーパネルによる電源供給が可能で、過酷な自然環境にも耐える防水・防塵性を備えています。
実証実験の概要
実証実験は、2026年6月17日から2027年1月15日の約7ヵ月間、ファミリーマート 日野屋黒保根店(群馬県)で行われます。この期間、クマ出没に対する抑制効果を検証し、店舗の従業員や来店されたお客様の心理的な安全性を高めることが目的です。実験は周辺環境への配慮から音量を調整しながら進められます。
地域に愛される店舗を目指して
ファミリーマートは、2026年の創立45周年を迎えるにあたり、「いちばんチャレンジ」をスローガンに掲げ、地域密着型の店舗づくりを進めています。この理念のもと、「おいしい」「おトク」「わくわく楽しい」など、8つの分野での挑戦を行い、常に日本のコンビニエンスストアとして進化し続けることを目指しています。地域の期待を背負い、安心して買い物ができる環境作りに力を入れ、この新たな取り組みが今後のファミリーマートの礎となることを願っています。