沖縄で始まる結婚文化「琉球和婚」
2025年8月7日、
株式会社空地音ハーモニーが沖縄に新たな結婚式の形『琉球和婚』を始動させます。このプロジェクトは、幸せに育んできた和婚文化を沖縄に引き継ぎ、さらにはその土地の文化や歴史を深く尊重した形で結婚式を提案するものです。
和婚の背景と哲学
この取り組みが生まれた背景には、沖縄の文化や人々の思いが強く影響しています。沖縄を何度も訪れてきた代表の菊池美鷗氏は、沖縄の土地に根付く「命を尊ぶ精神」に感銘を受け、その中で「家族」や「先祖」が大きな意味を持つことを学びました。特に、沖縄の人々が日常的に行うお墓参りや先祖への感謝の行為は、結婚とは何かを考えさせてくれます。
「琉球和婚」は、その考え方を基に制作されています。私たちが取り組む結婚式は、二人の出会いが偶然ではなく、長い命の連なりの中にあることを大切にしています。これは、仏前結婚式の実践経験から生まれた価値観でもあります。
式の特徴と魅力
「琉球和婚」では、以下のような特徴があります:
現在、波上宮、普天満宮、沖縄県護国神社などでの挙式が可能。これらの場は、それぞれ地域の深い歴史と信仰が息づく神聖な場所です。
「ミンサー織り」には「いつまでも長く」との願いが込められており、その意味を結婚式とも重ね合わせたスタイルを提供します。
沖縄出身者がふるさとの神様のもとで結婚の誓いを立てます。家族や先祖への感謝を深く伝える静かで心温まる和装の挙式を、県内外の方々に提供します。
さらに、沖縄の祈りの文化や日本の精神性に魅了された海外の顧客にも、伝統文化を五感で楽しむ体験として提案していきます。
理念と未来展望
「琉球和婚」の理念は、命の記憶と未来を結びつけることです。株式会社空地音ハーモニーは、「その土地の空・地・音を感じながら人と人を結び」という理念のもと、神社や仏閣での儀礼文化を再編集し、結婚を通じて人生の中での命の継承を目指します。
今後は、沖縄県内での神社挙式対応エリアの拡充や、和装体験、和装結婚式相談会の開催を計画しています。また、海外の富裕層に向けた琉球の文化体験付き挙式商品も開発し、地域の職人と連携した衣装プランも考案中です。
会社情報
「琉球和婚」を運営する株式会社空地音ハーモニーは、沖縄県那覇市に本社を構え、菊池美鷗が代表を務めています。サービスサイトには、詳しい情報やお問合せ先が掲載されています。
私たちは沖縄で新たな結婚文化を広め、より多くの方々に心温まる記憶を提供できることを目指していきます。