那覇市で免許不要のモビリティサービスがついに開始！観光をもっと便利に

那覇市で新しい近距離モビリティサービスが開始

那覇市の観光エリアにおいて、免許やヘルメットが不要な近距離モビリティサービス『WHILL（ウィル）』が導入されることが発表されました。この新サービスは2025年8月27日（水）からスタートします。『WHILL』は特に観光客に向けて設計されており、国際通りや周辺の観光エリアのアクセシビリティを向上させることが期待されています。

モビリティサービスの目的

那覇市観光協会、沖縄トヨタ自動車、WHILL株式会社の3社が連携し、観光客が安心して歩行領域を散策できる環境を整えることで、地域の利便性を高めることを目的としています。特に、70代以上の高齢者は旅行への不安から避ける方が多く、その解消が求められています。このサービスによって、多くの人々が快適に移動できるようになり、観光滞在時間の延伸や満足度向上が期待されています。

WHILLの特徴

採用される『WHILL Model C2』は、段差の乗り越えが可能であり、悪路でも快適に走行できる設計がされています。また、小回りが利くため、多くの人が行き交う観光地の中でも、安全に散策できるのが特徴です。これにより、これまでは行きづらかったスポットにも立ち寄ることができ、観光体験の質が向上します。

貸出ステーションとアプリ

『WHILL』は、那覇市観光案内所に設置された貸出ステーションで利用可能です。利用に際しては、非対面式の専用アプリ『WHILL Rental』を使います。このアプリにより、手軽にレンタルや返却ができ、業務の効率化も図られます。料金は4時間で2,600円、終日で4,000円というリーズナブルな設定です。利用範囲は国際通りを中心に周辺2～3km圏内となっています。