沖縄の糸満市を拠点に、海ぶどうの生産・加工をしている株式会社日本バイオテックは、フランスで開催される『Umi budo week@フランス』に参加します。このイベントは、フランスにあるミシュラン掲載店を含む10の飲食店とのコラボレーションです。2026年の1月19日から25日まで、パリを中心に海ぶどうをテーマにした多彩なメニューが提供されます。
海ぶどうは、フランスでは「グリーンキャビア」という愛称も持ち、そのプチプチとした食感と栄養価の高さから注目されています。日本では一般的にそのままで食べられますが、フランスでは食文化への関心が高く、フレンチをはじめ、和食、カフェメニューなど、幅広いジャンルでの利用が期待されています。このイベントは、海ぶどうの新しい食材としての可能性を探る素晴らしい機会です。
日本バイオテックは、2017年からフランスへの輸出を開始し、同社が開発した「ふくらむぷちぷち海ぶどう」は、業界最長の2年の賞味期限を誇ります。常温での長期保存を実現したことにより、フランスを含む15か国への輸出が拡大しました。この背景には、現地の飲食店との連携を通じて、海ぶどうへの興味と人気が高まっていることがあります。
今回の『Umi budo week』では、実際にフランスのミシュラン掲載店が手がける海ぶどうの新メニューが注目されます。例えば、Matcha CaféやIké、Passionné、Bento Cococoなど、多彩なレストランが参加し、それぞれのシェフが独自のアプローチで海ぶどうを取り入れた料理を提供します。これにより、フランスの食文化と沖縄の伝統的な食材が融合し、全く新しい食体験が生まれることでしょう。
また、沖縄の海ぶどうの魅力をより多くの人に広めるため、イベントだけでなく、沖縄本島南部の糸満市に位置する「海ん道~uminchi~」というテーマパークも見逃せません。ここでは海ぶどう摘み取り体験や塩づくり体験、さらには新鮮な海ぶどうを使用したソフトクリームなど、様々なアクティビティが楽しめます。施設内には直売所があり、その場で味わえる新商品の数々も展開しています。
このように、日本バイオテックはフランスを含む海外市場への展開を通じて、沖縄の海ぶどうを新たな食材として広め、地域活性化を目指しています。今後も海ぶどうの持つ魅力をストーリーにし、国内外で発信していくことで、沖縄の文化と食の魅力を世界に紹介することを目指しています。沖縄の香りや味わいを、フランスの食卓に届けるこのプロジェクトは、まさに新しい食文化の創造といえるでしょう。