新感覚ウイスキー
2025-11-27 11:35:44

ブランド米『はるみ』を使用した新感覚ウイスキーが登場!

新たなウイスキーの潮流を生み出す挑戦



沖縄県那覇市に本社を置く久米仙酒造株式会社が、神奈川県のブランド米『はるみ』を使った新しいウイスキーの販売を開始しました。11月27日(木)に登場する『湘南はるみ ジャパニーズシングルライスウイスキー』は、まさに「食べる米」が「飲むウイスキー」に進化した商品です。

こだわりの原材料『はるみ』



『はるみ』は、日本穀物検定協会による食味ランキングで、2年連続特Aの評価を受けた高品質な米です。その見た目は晴れ渡る湘南の海をイメージさせる美しさですが、本製品では特に粒の不揃いなものを使用。通常では行き場の限られるお米を効果的に活用し、資源の無駄を減らすサステナブルな取り組みがなされています。

生産者の川口さんは、ウイスキーが米から作られることに驚きながらも、それが新しい可能性を切り拓くと語ります。彼の思いは、米の新たな用途として、さらには食材としての認知向上を期待するものです。

世界でも珍しい製法と沖縄の気候



通常、ウイスキー作りでは発芽させた大麦麦芽が用いられますが、今回の『湘南はるみ』では発芽した玄米から糖化を行うという、極めて珍しい手法が採用されています。この豊かな風味を生かすために、厳選されたスパニッシュオーク樽でじっくり熟成。その後、バーボン樽で追熟を行うことで、複雑な風味が魅力的な1本に仕上がっています。また、沖縄特有の亜熱帯気候を活かした短期熟成により、お米由来の甘みと木樽のニュアンスが見事に調和しています。

テイスティングノート



このウイスキーは香り、味、余韻のすべてにおいて高い評価を受けています。香りはビターチョコレートやビスケットの甘く香ばしいニュアンスから始まり、穀物由来の温かみが感じられます。味わいはタンニンの落ち着いた渋みがあり、カカオやカラメルのほろ苦さが重なり、和の甘さも加わって奥行きのある体験をもたらします。余韻には心地よいオークの渋みと、餅のような優しい甘さが残ります。

購入方法と販売場所



『湘南はるみ ジャパニーズシングルライスウイスキー』は、以下の場所で購入可能です。

ただし、ウイスキーバー「OKINAWA BLUE 牧志店」では販売が行われていないので、注意が必要です。

久米仙酒造について



久米仙酒造は1952年に創業し、沖縄の伝統的な蒸留酒である泡盛を守りながらも、常に革新を追求しています。沖縄と東京に展開するウイスキーショップ「OKINAWA BLUE」を通じて、沖縄産ウイスキーの魅力を広めています。公式サイトでは最新情報をチェックできますので、ぜひ訪れてみてください。 公式サイト

この新しいウイスキーは、ただのアルコール飲料ではなく、お米や生産者の想いが詰まった一品。ぜひ、手に取って楽しんでみてはいかがでしょうか。


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