名護の新交通手段
2025-07-09 12:21:25

沖縄名護で新たな交通手段!AIオンデマンド『mobi』始動

沖縄名護市に登場する革新的な移動手段『mobi』



2025年7月10日、沖縄県名護市に新たな交通サービス「mobi(モビ)」が運行開始します。このAIを活用したオンデマンド交通は、徒歩や自転車、さらにはマイカーの代替手段として注目を集めています。主に通勤や通学、お子さまの送迎、買い物、家族でのお出かけなど、地域住民の日常の移動を支える役割を果たします。

このサービスは、沖縄セルラー電話株式会社と株式会社ジャパンエンターテイメント、Community Mobility株式会社が共同で提供し、地域活性化の一環として誕生しました。名護市内における公共交通の利用率が低いという実情を踏まえ、住民や観光客の交通利便性を向上させることが目的です。実際、令和3年度の名護市民アンケートによると、路線バスやタクシーの利用率は1割にも満たないという結果が出ています。主な理由は「目的地まで直行するバスがない」「運行本数が少ない」といったものでした。これに伴い、既存の公共交通との結びつきが求められていたと言えます。

さらに、夏には「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」という新たなテーマパークの開業が控えており、観光客の増加が見込まれています。このような中、地域と観光客の交通利便性を高めるための施策が急務となっている状況です。これを受けて、3社は「交通アクセスパートナー協定」を締結し、地域の発展を目指す取り組みを展開します。

サービスの詳細


この「mobi」は、名護市の一部エリアを対象に運行され、サービス期間は2025年7月10日から2026年2月28日までの約8ヵ月間です。提供時間は午前7時から午後10時までと、幅広い時間帯で利用可能です。

具体的な特徴としては、次の通りです。
  • - 車両: お客様が最大8名乗車できる小型バスを使用。
  • - 料金: 大人(中学生以上)は500円、子ども(小学生)は250円。なお、未就学の幼児は同伴者1名につき2名まで無料で乗車できます。
  • - 利用方法: スマートフォンアプリまたは電話での予約が可能。
  • - 決済方法: クレジットカードや現金での支払いができます。
  • - 乗降箇所: 観光や公共、商業施設、病院など247箇所での乗降が可能。今後の利用状況に合わせて乗降箇所は随時調整されます。

アプリでの予約


利用者は、「mobi」のアプリをダウンロードして予約を行うことができます。こちらからアプリを入手できます:

この新しい交通サービスにより、名護市内の移動がより快適に、より便利に変わっていくことが期待されます。高齢者や子育て世代、観光客に優しい交通システムの実現に向け、地域が一丸となって取り組む姿勢が感じられます。沖縄北部地域のさらなる発展に寄与することができるか、今後の動きに注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 名護市 mobi ジャパンエンターテイメント

トピックス(旅行)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。