キングス丼が給食に!美東小学校の秋田莉緒さん
2023年7月18日、沖縄市で開催された「第3回健康レシピコンテスト」にて、最優秀賞を受賞した美東小学校6年生の秋田莉緒さんが考案した「キングス丼」が、沖縄市内の幼稚園、小学校、中学校の給食に登場しました。この給食提供の日には、琉球ゴールデンキングスのマスコットキャラクター、ゴーディーが美東小学校を訪問し、子どもたちと一緒にその喜びを共有しました。
健康レシピコンテストとは?
このコンテストは、沖縄市が主催する食育と地域の特産品の利用を促進するための取り組みで、沖縄市の産品や県産品を使った健康的なレシピが募集されます。秋田さんの「キングス丼」は、地元の食材を用いて栄養バランスが考えられた一品として評価されました。
キングス丼の特徴
「キングス丼」は、琉球ゴールデンキングスの愛称にちなんで名づけられています。「ゴー」はゴーヤーを、「キン」は錦糸卵を使用しており、野菜をすりおろすことで、子どもたちから高齢者までが楽しめるよう配慮されています。また、沖縄市の特産品である「フーロー豆」や夏野菜が使われているため、色鮮やかで栄養満点の一皿となっています。
秋田さんの思い
秋田さんは給食提供を受けて、「食べてみた時に意外とゴーヤーの味が気にならなくて、とても食べやすかったです。友だちもたくさん食べてくれて、美味しいと言ってくれたのがとても嬉しかったです」と感想を述べています。また、昨年の夏に、岩間の「ちゃんぷるー市場」でおばあちゃんと共にレシピを考えたことがきっかけで、この丼を作ることを思いついたそうです。
「小さい子からお年寄りの方まで、みんなが食べやすいようにしたところがこだわりです」
秋田さんの思いや工夫が詰まった「キングス丼」は、学校給食にぴったりの一品です。さらに、沖縄県出身のプロバスケットボール選手・岸本選手にも食べてほしいという彼女の願いから、今後の展開にも期待が高まります。
提供された給食メニュー
提供された給食には、キングス丼のほかに、錦糸卵、ゴールデン味噌汁、ご飯、牛乳が含まれていました。栄養バランスを考え、彩り豊かなメニューが学校の食堂を賑やかにしました。
琉球ゴールデンキングスの活動
「キングス」では、地域とのつながりを大切にした活動を行っており、「おおきなわ」の理念のもと、あいさつ運動や地域美化、さらには地域交流活動を推進しています。地域の皆さんが共に「おおきなわ」を広げるための取り組みに参加したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
おおきなわ特設サイト
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沖縄市の子どもたちと地域の特産物が融合した「キングス丼」。これからの健康づくりや食育の事例として益々注目されることでしょう。