沖縄での新たな挑戦──未来の“はたらく”学級プロジェクト
2025年2月25日、沖縄の興南学園にて、パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社(以下、パーソルWSC)による新プロジェクト「未来の“はたらく”学級プロジェクト」が始まりました。これは中高生を対象に、自らの未来の働き方について考える機会を提供するもので、彼らが未来のビジョンを描く手助けをしています。
プロジェクトの背景
現代では、テクノロジーの進展や働き方改革が進んでおり、特に都市部においてはこの変化が顕著です。しかし、地方に目を向けると、まだまだその波は及んでいないのが現実です。パーソルWSCは、こうした地域格差を解消し、持続的な社会の実現を目指しています。これを実現するために、全国の中高生と共に「はたらく」未来を考えるプロジェクトを立ち上げました。この活動を通じて、若者が自分の価値観や強みを見つける手助けをし、地域活性化にも寄与することを目指しています。
プロジェクト概要
プロジェクトは、「ワークスイッチスコア」を用いて、生徒が自身の強みや価値観を可視化しながら未来のキャリアを考えることを目的としています。参加する中高生は、自分の「仕事観」や「成長」の感覚を認識しながら、将来の選択肢を広げる手助けを受けます。今回のワークショップでは、興南学園から34名の生徒が参加し、コミュニケーションやディスカッションを通じて自身の未来を想像しました。
ワークショップの様子
第一回目のワークショップでは、パーソルWSCの社員が、生徒たちに“はたらく”という概念について説明し、彼らの期待や不安についてディスカッションを行いました。特に注目されたのは、実践的な学びの一環として行われた「10年後の自分を想像しよう!ワークショップ」の中での「はたらく幸せタイプ診断」です。生徒たちは自らの未来を考えながら、簡易版「ワークスイッチスコア」に答え、自分自身の働く指向を認識しました。多くの生徒が成長やワクワクを強く感じている一方、ワークライフバランスについてはあまり意識していない様子がうかがえました。
社長との対話
ワークショップの締めくくりには、パーソルWSCの代表取締役社長、小野隆正との対話の時間も設けられました。生徒たちからの質問に対して、生社長はリーダーシップや失敗からの立ち直り方、さらには起業に向けたアドバイスを丁寧に説明しました。生徒たちにとって、実際のビジネスの視点を学び、自らの未来に対して新たなインスピレーションを得る貴重な機会となりました。
興南学園アクト部について
興南学園アクト部は、沖縄の文化や歴史を伝え、地域貢献を目指しています。彼らは全国や海外からの訪問者と積極的に交流し、沖縄の魅力を発信し続けています。今回のプロジェクトもその一環として、地域のバリューを見直し、未来の可能性を探る活動に貢献しています。
パーソルWSCの使命
パーソルWSCは、はたらくことによってなんらかの幸せや充実感を得ることができる社会を目指しています。「はたらくWell-being」を追求することで、一人ひとりの自由な働き方を応援し、より良い社会の実現を図ることが彼らの使命です。今回のプロジェクトは、その一歩として若者たちに未来を見据える機会を与えているのです。
まとめ
沖縄での「未来の“はたらく”学級プロジェクト」は、地域の中高生が自らの未来を描く第一歩となります。彼らが目指す未来は、どんな形になるのか。パーソルWSCは、その可能性を信じ、共に歩んでいきます。