EternityFoodsの挑戦
2025-06-23 11:01:56

石垣島の食文化を根付かせるEternityFoodsの挑戦とは

株式会社EternityFoodsの挑戦



沖縄県石垣市を拠点に活動する株式会社EternityFoodsは、地域の食文化を守り、広めるために「石垣島の食材で世界を驚かせよう」をコンセプトに掲げています。最近、株式投資型クラウドファンディングプラットフォーム「FUNDINNO」にて600万円を目標に掲げた資金調達を行ったところ、開始わずか17時間で目標を超え、最終的には2,320万円を調達する成功を収めました。

この成果は、同社が地域社会の課題解決に熱心に取り組み、その情熱を投資家に評価されてのことです。今後の展望を通じて、株主や地域に対する期待がますます高まることが期待されています。

料理業界におけるフードサポート



EternityFoodsは、多岐にわたる事業を展開しています。特に飲食店向けに提供している仕込み代行サービスは、現在、人手不足が深刻な問題となっている飲食業界において注目されています。このサービスは、食材の調達から下処理、さらには調理の一部を代行することで、店舗運営を支援します。たとえば、石垣牛を利用したパテは、毎月6,000~8,000枚も生産され、人気メニューに成長しました。導入事例として、石垣牛バーガー専門店「Heartland」では、売上が導入前と比べて約25%も増加しました。

さらに、EternityFoodsは石垣空港の売店「Coralway」にて、地元の食材を活用した惣菜を取り扱い、地域経済の活性化にも貢献しています。大手航空会社の協力を得て、観光客や市民に愛される商品を提供し続けています。

加えて、農家からライセンスを受けて加工された規格外のフルーツ、例えばマンゴーやパイナップルなどは、フードロスを減らすだけでなく、農家の収入も安定させる役割を果たしています。

地域密着型のビジネスモデル



EternityFoodsは、設立から3年目にして売上が1億円を超える見込みで、県内外の38店舗と契約しています。この企業の柔軟性と機動力は、特に小ロットの受注が可能な点に現れています。このような地域密着型ビジネスのアプローチは、大手資本では容易に真似できない特長であると自信を持っています。

調達資金の活用と未来の展開



今回調達した資金は、石垣島での基盤確立に加え、工場の増設や製造体制の強化、メニュー開発などに充てられます。特に注目されるのは、2023年10月に実施予定のサブスクリプション型宅食サービス「健島ごはん」です。このサービスは、共働き家庭やシングルマザーの家事負担を軽減し、食育や健康寿命の延伸を目指すものです。

将来的には、那覇への工場新設や、宮古島、奄美大島への進出を計画しています。また、フードのOEM開発や処理受託の拡大により収益を多角化し、最終的にはM&Aといった選択肢も視野に入れています。

全ての人に支えられる企業へ



EternityFoodsは、地域のサポートがあっての成長を重視しています。今後も同社の取り組みを通じて、地域の皆さまの期待に応えられるよう、全力を尽くします。引き続きの応援をお願い申し上げます。

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会社概要
社名:株式会社EternityFoods
代表取締役:服部 大勇
所在地:沖縄県石垣市浜崎町二丁目2番地2金城アパート203号室
設立日:2022年7月7日
資本金:1,000,000円(2025年4月11日現在)
従業員数:25名
公式HP: EternityFoods公式サイト
FUNDINNOプロジェクトページ: FUNDINNOプロジェクトの詳細


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