国立劇場おきなわで楽しむ組踊と琉球楽器の旅
沖縄の文化を感じる特別な機会が、国立劇場おきなわで待っています。2025年の7月と8月、劇場では2つの自主公演とバックステージツアーが開催され、沖縄の伝統芸能を間近で体験することができます。
組踊の世界「女物狂」
最初の公演は、7月19日(土)に開演される「組踊の世界」です。ここでは、組踊の魅力や歴史、観賞の仕方をやさしく解説し、約束事を知ることができます。親しみやすい内容なので、初めて組踊に触れる方にもぴったりです。
公演内容
演目には、玉城朝薫の名作「女物狂」が上演されます。この物語は、子どもが人盗に連れ去られてしまった後、母親がその子を探し求めるストーリーです。果たして、母子は再会できるのでしょうか。感動的なストーリーが展開され、観客の心をつかむことでしょう。
公演の料金は、一般2,500円、大学生等2,000円、3歳以上高校生以下1,000円と、家族での観劇にも優しい設定です。
琉球楽器の音色
続く8月16日(土)には、琉球楽器に焦点を当てた公演が開催されます。「琉球楽器の音色」では、三線、箏、胡弓、笛、太鼓という5つの楽器の音の魅力を存分に堪能できます。従来、伴奏として使われてきた楽器たちが、独立して奏でる音楽を聞くことができ、さまざまなジャンルの楽曲を楽しめる貴重な経験です。
また、終演後には楽器体験も用意されていて、自分自身で触れてみることができるチャンスです。子どもから大人まで、誰でも参加できる楽器体験は、沖縄の伝統音楽をより身近に感じられる良い機会です。
劇場バックステージツアー
さらに、劇場の裏側を見学できるバックステージツアーも実施されます。7月26日(土)と27日(日)には、舞台装置や稽古場を見学し、舞台の魅力を深く知ることができる特別なツアーが開催されます。このツアーには事前申し込みが必要で、参加者には公演チケットを持参することが条件です。定員があるため、早めの申し込みをおすすめします。
劇場の設備やさまざまな体験を通じて、組踊や琉球舞踊に一層深い理解を持つことができるチャンスです。バックステージツアーでは、観客が普段目にすることのない舞台裏を探検することで、沖縄の文化への理解がさらに深まることでしょう。
お問い合わせと申込方法
元気な沖縄の文化に触れたい方、そして家族や友人との特別な思い出を作りたい方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。公演やバックステージツアーの詳細については、国立劇場おきなわの公式ウェブサイトやチケットカウンターで最新情報をチェックしてください。電話でのお問い合わせも可能です。
沖縄の伝統を感じる素敵な日々が、ここ国立劇場おきなわで待っています。大切な人とともに、ぜひお越しください。