沖縄の伝統泡盛『暖流CRAFT』がカンヌ映画祭で注目!
沖縄県うるま市に本拠を構える神村酒造が自社ブランドの泡盛『暖流CRAFT 3年古酒 40度』を、2025年5月18日にフランス・カンヌで開催されるカンヌ国際映画祭公認のセレモニー「CANNES GALA」にて提供することを発表しました。この特別なイベントは、世界各国から集まる約150名の映画関係者や文化人に振る舞われる予定です。
優れた泡盛の証明
『暖流CRAFT』は、2021年から2025年にかけてサンフランシスコ・ワールドスピリッツ・コンペティションで4度の金賞を受賞し、2023年にはその中でも特に優れた製品に贈られる「ダブルゴールド賞」も獲得しています。さらに、地元沖縄でも泡盛の最高峰とされる「沖縄県知事賞」を受賞しており、その名声は国内外に広がっています。また、昨年には日本の伝統的酒造りがユネスコの無形文化遺産に登録され、泡盛の重要性が改めて認知されています。140年以上の歴史を持つ神村酒造が生み出す『暖流CRAFT』が、映画誕生130年を迎える特別な年に、文化的な舞台で注目されるのです。
CANNES GALAの意義
「CANNES GALA」は、2024年に初開催されたカンヌ国際映画祭の公式セレモニーで、日本文化と未来のコンテンツ産業を紹介する重要な役割を担っています。2025年には第2回目の開催が予定されており、テーマは「Honest and Noble(誠実に高貴に)」。名声や商業主義ではなく、志と貢献を重んじる次世代のリーダーたちが集まる場です。この舞台で『暖流CRAFT』が提供されることは、沖縄文化が世界に向けて新たな一歩を踏み出す機会となります。
厳選された泡盛の魅力
『暖流CRAFT 3年古酒 40度』は、厳選したオーク樽で3年以上熟成させた泡盛を使用し、その芳醇な香りとしっかりとした飲み応えが特徴です。飲むと鼻に抜ける甘さと心地よい余韻が感じられ、食後酒としても最適です。特にデザートとの相性も抜群で、多様なスタイルで楽しめることが魅力的です。
沖縄文化の美しさを届ける演出
CANNES GALAでの提供方法も特筆すべき点です。沖縄の伝統的な酒器「カラカラ」から「チブグァー(お猪口)」への注ぎ方は、泡盛の風味を最大限に引き出すとともに、沖縄の“もてなしの心”を感じさせる演出でもあります。参加者には、神村酒造のスタッフが泡盛の特性を交えながら説明も行います。
今後の展望
この機会を契機に、神村酒造はさらなる取り組みを予定しています。2025年6月には沖縄でカンヌ報告会を実施し、翌月にはCANNES GALA提供記念の特別な限定ボトル「暖流 BLESS 46度」を発売することが決定しています。また、SNSやWEBを通じて提供に関するレポートも発信し、泡盛ブランドの再評価を目指す広報活動を強化していく予定です。
代表の意気込み
神村酒造の代表、中里迅志さんは「泡盛を通じて『暖かいご縁をつなぐ』ことが、私たちの使命です。『暖流』が世界で認められ、このCANNES GALAでの披露ができることに大変光栄を感じています。当日は伝統酒器を用いて、泡盛の奥深い味わいと沖縄のもてなしの心を届けたいと思います」と語っています。彼の情熱は、この経験を通して泡盛と沖縄のさらなる知名度向上に寄与することを期待させます。
沖縄の文化が世界に広がる瞬間を共に見守りましょう。