キングスU18とU15、沖縄のバスケットボールチームの成長
沖縄のバスケットボール界で注目を集めるキングス。今回のマンスリーレポートでは、U18チームとU15チームの活動を掘り下げ、彼らの成長と挑戦をお伝えします。
キングスU18の活躍
キングスU18は、「インフロニア B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2025」の全日程を終え、見事7戦全勝で南地区1位に輝きました。この成果により、次期へ向けて「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2025」への出場権を獲得。指揮を執る浜口炎ヘッドコーチは、オフェンスの新たな戦術に取り組んでおり、選手たちもそれぞれの課題にも真剣に向き合っています。
特に、#29 宮里俊佑選手と#13 ブレイク・ジェレマイヤ・デービッド海斗選手は、8月末にモンゴルで行われる「FIBA U16アジアカップ2025」に向けた強化合宿に参加。彼らの活躍が期待されます。
オフェンスの向上
U18は、沖縄サントリーアリーナにて行われた3試合で素晴らしいパフォーマンスを見せました。浜口ヘッドコーチは、選手たちが前任の翼コーチからの教えをしっかりと咀嚼し、応用できたと感じています。「ボールをもっと動かそう」との新たな焦点が選手たちのプレーに良い影響を与えたようです。
ジェレマイヤ選手は流動的なプレーについて、「最近はバックカットを使ったり、チームの動きがよりスムーズになっている」と手応えを語りました。しかし、3ポイントシュートの成功率やディフェンスのポジショニング改善が求められているとも感じています。彼自身もシュートの精度向上を目指し、努力しています。
次なるステージへ
今後、U18は「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2025」と「U18日清食品ブロックリーグ2025」に挑戦します。浜口ヘッドコーチは、「勝つことを意識しつつ、プロセスも大切にしていきたい」と語り、選手たちと共にさらなる飛躍を目指しています。
キングスU15の取り組み
次に、U15について触れましょう。彼らは9月に控える「Jr.ウインターカップ 第6回全国U15バスケットボール選手権沖縄県予選会」に向け、着実に準備を進めています。夏休み中には、実際の練習に加えてオンラインプラクティスを通じて、戦術面での基礎を固めました。
末広朋也ヘッドコーチは、選手たちが過去の試合映像を見ながら、自らのプレーを振り返ることでバスケットボールIQを高める効果があったと語ります。これは選手が自らの課題を特定し、成長につながります。
ユースの未来を切り拓く
8月中旬には予選会に参加するメンバーが発表され、各選手が自分のテーマを持って練習を重ねています。3年生の砂川恵汰選手は、声を出すことが不足しているとの課題を持っており、積極的にチームを引っ張る意欲を見せています。また、新里颯一朗選手も、アグレッシブルなプレーを通じてチームに貢献したいと意気込みを語ります。
最後に
キングスU18とU15の選手たちが、それぞれの課題に向き合いながら成長を続けている様子は、沖縄のバスケットボール界に新たな風を吹き込むものです。多くの方々の応援が、彼らのさらなる成長につながるでしょう。これからも彼らの挑戦にどうぞご期待ください。