多様性教育の授業
2025-06-20 11:01:33

沖縄・瀬底の小学校で行われた多様性教育の特別授業のレポート

沖縄・瀬底小学校での特別授業レポート



2025年6月11日、沖縄県本部町の瀬底小学校で、ヒルトンが主催する特別授業「まわりとちがってもだいじょうぶ」が行われました。このイベントには、瀬底小学校の1年生から6年生までのおよそ60名の生徒と、ヒルトン沖縄の47名のチームメンバーが参加しました。

この授業は、ヒルトンの有志グループ「チームメンバー・リソース・グループ(TMRG)」の一部である「プライド・コミッティ」によって企画され、多様性の重要性を伝えることを目的としています。講師として、特定非営利活動法人レインボーハート沖縄の理事長である竹内清文氏が招かれました。竹内氏は、自身の経験を交えながら、「男らしさや女らしさではなく、自分らしさを大切にすること」の重要性を語りました。

当日の授業では、まず竹内氏が自身の成長過程で感じた「周囲と違うことへの葛藤」を取り上げ、参加した生徒たちに「自分の違いを受け入れること」の大切さを伝えました。特に、小学生時代に抱いた「男の子らしくあらねばならない」というプレッシャーを率直に話し、アクティブな参加を促しました。

加えて、授業にはワークショップが設けられました。生徒たちは「私はどんな人?」や「私らしさとは?」といった問いに対して自身を見つめ直す時間を持ちました。その中で、彼らは自分の好きなことや大事にしていることを友達と共有し、同時にヒルトンのチームメンバーとも意見交換を行いました。年齢や経験を超えた対話が生まれ、互いの違いを尊重する姿勢が育まれました。

参加した生徒の中からは、「人と違うって素晴らしいことだと思った」という感想が多く寄せられ、ヒルトンのメンバーも「この授業を通じて『違っていてもいいんだ』と感じることができた」と話していました。このようなフィードバックは、授業が成功裏に終わったことを示しています。

竹内氏はその後、性の多様性や自己表現についても触れ、「皆が自分らしくいる社会」をつくるためには、一人一人が自分の価値を見出し、それを大切にし合うことが欠かせないと強調しました。具体的には、「好きなことが自分にとっての宝物」とすることで、互いの存在を確認し合う循環が生まれると述べました。

この特別授業は、今後も沖縄のヒルトンにより地域に根付いた取り組みの一環として、子どもたちが自分らしく成長できる社会の実現に向けた第一歩となるでしょう。ヒルトンでは引き続き、こうした企画を通じて、多様性を尊重し、より良い地域社会を築くための活動を続けていきます。

開催概要


  • - 講演名: まわりとちがってもだいじょうぶ
  • - 開催日時: 2025年6月11日(水)9:30~11:15
  • - 講師: 竹内清文氏(NPO法人レインボーハート沖縄 理事長)
  • - 会場: 沖縄県本部町立瀬底小学校
  • - 参加者: 瀬底小学校の生徒約60名、ヒルトンのチームメンバー47名

このように、沖縄のヒルトンホテルは地域への貢献を重視しながら、子どもたちが自分らしさを大事にする環境づくりに努めています。これからも多様性を尊重し、多様な人々が共存できる社会の実現を目指して活動を続けることが期待されます。


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