DX戦略説明会
2026-03-27 17:41:58

エターナルホスピタリティグループのDX戦略を発表した説明会レポート

未来の外食産業を見据えたエターナルホスピタリティグループのDX戦略説明会



2026年3月19日、東京都内のAP渋谷道玄坂で、エターナルホスピタリティグループによる「DX戦略説明会」が開催され、メディア関係者に向けて最新のデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略が発表されました。この場で、代表取締役社長の大倉忠司と、執行役員CDIOの中林章が登壇し、企業の現状と今後のビジョンを共有しました。

【説明会の概要】


この日、参加者には2025年度第2四半期決算の概要が報告され、エターナルホスピタリティグループの現在の状況が明らかにされました。それに続き、中林CDIOが新たに進めているDXプロジェクトの全体像や具体的な施策、今後のロードマップを初めて公表しました。特に注目すべきは、外食産業としての成長と収益性向上を図りながら、企業自身が社会的地位を引き上げる重要性について触れた点です。

【焼鳥屋「鳥貴族」の進化】


エターナルホスピタリティが展開する「鳥貴族」は、焼鳥屋のイメージを根本から変革しています。明るく開かれた店舗デザインや、女性・若年層でも楽しめるメニューの見直しを行い、リピート客や新規顧客の獲得に注力しています。既存客の減少を受け、顧客層の拡張が今後の課題に挙げられています。特にSNSやエンタメ、飲食関連の情報を発信し、多様な客層との関係構築を進める施策が強調されました。

【DX投資と顧客体験の向上】


グループビジョンである「Global YAKITORI Family」を目指し、エターナルホスピタリティグループは、AIを活用した6つの重要テーマに基づいたDX投資を計画しています。2027年までにEHGデジタルプラットフォームを構築し、顧客体験に重きを置いた段階的な進化を目指すとのことです。

特に、顧客体験価値(CX)にフォーカスを当て、適切な会話、効率化、自立した運営を実現することで、高収益と高付加価値を狙います。これまでのプロセスがコストを重視したセルフ化に偏っていた背景も説明され、「おもてなし」の価値を再評価し、デジタルと人間の融合を図る考え方が示されました。

【具体的な施策と成功事例】


DXの具体的な成果として、経費精算のデジタル化が進められており、従来の紙運用から、即時データ化〜承認〜計上までのプロセスを一元管理する体制が整い、年間2000時間の工数削減が達成されました。これは、店長がより多くの時間を顧客に向かわせることが期待される結果です。

さらに、ユーザー体験を元にした店舗のデジタル化の再設計が進められており、顧客とのコミュニケーションを強化するために、店内の情報システムやサービス運用の最適化も行われています。現場でのインシデント対応のマニュアル化も進行中で、トラブルへの迅速な対応を実現する方針です。

【未来の展望】


今後、エターナルホスピタリティグループは、サイバーセキュリティの強化や、全体のデジタル化推進によって、顧客価値や企業価値の向上を図る計画です。「売上の1%をDX投資に充てることで、売上が10%向上する」という目標を掲げ、具体的な顧客接点施策を実装することで、2028年にはおよそ40億円を売上に寄与させることを目指しています。

【個人プロフィール】


登壇者の中林章CDIOは、1992年にパナソニックに入社し、数々のITプロジェクトをリードしてきた経歴を持つプロフェッショナルです。2022年からはくら寿司でDXを推進し、2025年にエターナルホスピタリティグループに参画、DXプロジェクトの全社的な推進を担っています。

今後のエターナルホスピタリティグループの挑戦とその行末に注目が集まります。


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