企業のセキュリティに革新をもたらす新サービス
沖縄県浦添市に本社を置くFRT株式会社と、東京都に本社を置くコンサルティング企業GRCSが、新たなAI活用問診自動化サービスを共同提供することが発表されました。2026年の8月から開始されるこのサービスは、サプライチェーンにおけるセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)への対応を支援するものです。
背景とサービスの必要性
近年、企業はサプライチェーン全体のセキュリティリスクを管理することが求められています。特に、取引先を含む全体のセキュリティ対策状況の可視化が必要不可欠です。このためには、膨大な資料の整理や分析、ルールの策定、チェックシートへの対応が求められ、これが大きな工数や人的負荷を生む原因となっています。
FRTが提供する最新AI搭載の「Orion Risk Radar.」のTPRM(サードパーティリスク管理)機能を活用することで、自動解析とスコアリングが可能となり、企業の負担が軽減されると見込まれています。これにより、質の高い評価が実現できるサービスを提供する運びとなりました。
サービスの概要
この新サービスは、AIの自動解析機能とGRCSの専門コンサルタントによるレビューを組み合わせて機能します。具体的には、以下のような流れでサービスが提供されます。
1.
AIによる自動解析: 顧客が既存のセキュリティポリシーや関連文書をアップロードするだけで、AIが問診票を解析し、未充足な要件を特定します。
2.
工数削減: 顧客企業は、AIが自動回答できなかった項目のみをチェックすることで、従来の作業に比べて大幅な効率化が得られます。
3.
専門家によるレビュー: GRCSのサイバーセキュリティコンサルタントが、AIの診断内容を確認し、精度を向上させるための調整を行います。
4.
評価報告の提供: 診断結果に基づき、現状の分析や改善策を整備し、報告書として顧客へ届けます。
メニューの多様性
このサービスでは、企業のニーズに応じて3つのメニューから選択が可能です。単発のAI問診と専門家アドバイスを提供するスポットプランから、継続的なモニタリングと評価を行う年間プランまで、企業のセキュリティの形式に合わせてフレキシブルに対応します。
今後の展開
FRTとGRCSは、この新サービスをSCS評価制度への第一歩として位置づけ、今後は脆弱性管理やASM(Attack Surface Management)の導入支援など、より広範囲に及ぶGRC支援を展開していく方針です。中堅・中小企業に特化したサービスも視野に入れ、セキュリティ評価やガバナンス強化を目指しています。
新たな技術と専門知識が融合したこのサービスは、沖縄から全国へ新しいセキュリティ対策のスタンダードを提供することに期待が寄せられています。詳細なプランや提供の流れは、FRTの公式サイトで確認できます。なぜなら、サイバーセキュリティは今や全ての企業にとって重要なテーマであり、迅速かつ効率的な対応が肝要だからです。