沖縄とEFポリマー
2025-09-30 13:29:28

持続可能な未来を築く!沖縄発のEFポリマーが新たな資金調達を実施

沖縄発のスタートアップ、EFポリマーが目指す未来



沖縄に本社を置くEFポリマー株式会社は、環境に優しいテクノロジーを駆使して、持続可能な社会の実現に向けた製品を提供しています。最近、同社はシリーズBラウンドのセカンドクローズとして、総額26.3億円を調達しました。この資金調達の成功は、EFポリマーが今後も研究開発(R&D)や事業展開の加速を図るうえで、大きなステップとなることでしょう。

資金調達の背景



今回の資金調達には、多様な業界からの投資家が参加しており、これによりEFポリマーは持続可能なソリューションのグローバル展開をさらに進めることが期待されています。日本国内外の投資家からの支援を受け、EFポリマーは新たなチャレンジに臨みます。CEOのナラヤン・ラル・ガルジャール氏は、「私たちの目的は、水不足や環境問題の解決に挑むことです」と語っています。

事業の拡大と進捗



EFポリマーは、これまでに累計500トンの製品販売を達成し、5,000トン以上の作物残渣をアップサイクルしています。この取り組みは、持続可能な農業や資源循環型社会の実現への貢献に繋がっています。また、フランス、スペイン、イタリア、ポルトガルなどの干ばつの影響を受けている地域での実証実験により、製品の販売拡大を図っています。

さらに、化粧品や日用品向けの原料、保冷剤「Cy-Cool」、吸水シートなど、さまざまな分野での応用が進行中で、EFポリマーの製品は今後、さらに多岐にわたる分野で活躍することでしょう。

複数の認証と受賞歴



特筆すべきは、EFポリマーがインドのラジャスターンにある工場で、国際規格「ISO 14001」、「ISO 9001」、「ISO 45001」の認証を取得したことです。また、米国市場での有機資材認証「OMRI」を取得するなど、国際的な標準に基づいた品質保証を行っています。さらに、創業者のナラヤン・ガルジャール氏は「Forbes Japan 30 Under 30」に選ばれ、注目を浴びる存在です。

研究開発の重点テーマ



EFポリマーの研究開発(R&D)においては、原料の多様化に取り組み、オレンジやバナナの皮に限らず、他の素材を用いたポリマーの開発を進めています。また、資源循環型モデルの構築や、持続可能な製造プロセスの確立、新製品開発に向けた取り組みを行っています。

企業との協業によるシナジー



今回の資金調達を通じて、EFポリマーは大手企業との協業を強化し、事業シナジーを生み出すことを目指しています。たとえば、綜研化学との共同で吸水シートを開発し、化粧品や農業分野での協業を行います。また、SVG Venturesとは加工用トマトの安定供給に貢献するための協力を行っています。

今後の展望



EFポリマーは、持続可能な未来を目指す中で、引き続き優秀な人材の採用にも力を入れています。R&D分野では、農業・化学・発酵分野の研究スタッフや、バイオリサーチのアシスタントなどを募集しており、新入社員がEFポリマーの成長に寄与することが期待されています。水不足と環境問題の解決を目指し、革新的な解決策を提供するEFポリマーの今後の活躍から目が離せません。


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