日本電設工業がBtoBプラットフォームTRADEを導入
株式会社インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム TRADE」が、日本電設工業株式会社に導入され、わずか9か月で請求書の電子化率が約60%に達しました。この導入により、業務の効率化とともに、請求書処理に関連する様々な課題が解消されています。
1. 導入前の課題
建設業界では、納品書や請求書などの書類が多数紙でやり取りされており、電子化が遅れている状況が続いていました。これにより「送った、送っていない」といったコミュニケーションエラーが頻発し、業務のタイミングが悪化。特定の担当者が不在の場合、対応が難しくなり、属人化の問題も生じていました。日本電設工業では、月に約5,000件の請求書を処理する必要があり、それにかかる工数は非常に大きいものでした。
2. 導入の決め手
日本電設工業は、複数のサービスを比較検討した結果、「BtoBプラットフォーム TRADE」を選択しました。その理由は、シンプルで分かりやすい操作画面にありました。また、取引先である資材供給会社にはコスト負担が無く、郵送代や印紙代を削減できることも経済的なメリットとして評価されました。インフォマートの担当者による定期的な説明会の開催など、手厚いサポートも導入の決め手となりました。
3. 導入後の効果
3.1 請求書の電子化率が約60%に
「BtoBプラットフォーム TRADE」の導入により、請求書をやり取りするタイミングが大幅に改善され、以前は月末に集中していた請求書の受領が、納品が完了するごとに行われるようになりました。これにより、業務が平準化され、支払い処理の際に余裕を持ったスケジュールが可能になりました。また、紙の請求書を保管するスペースが減り、いくつかの部署では請求書ファイルの厚さが半減したとのことです。
3.2 業務フローの透明性と効率性の向上
さらに、導入後は発注から請求までの業務フローを一元化し、効率的に確認できるようになりました。現場の担当者は、案件名や担当者名で取引データを検索できるため、確認作業の負担が軽減されています。これにより、支払いの有無に関してのチェック体制も強化されました。
4. まとめ
日本電設工業の「BtoBプラットフォーム TRADE」の導入は、業務の透明性と効率性を大幅に向上させ、新たな商取引の形を築くことに成功しました。同社は今後もデジタル化を進め、持続可能な成長を目指しています。デジタルの力を活用し、業務の生産性を向上させるための具体的な取り組みが、さまざまな業界に新しい風を吹き込むことを期待したいですね。