宮古島の新水族館
2025-09-02 11:27:53

宮古島初の水族館『KAIKENのチイサナ水族館』が2025年にオープン!

宮古島初の水族館『KAIKENのチイサナ水族館』が2025年にオープン!



沖縄の美しい宮古島に、2025年9月12日、待望の水族館『KAIKENのチイサナ水族館』が誕生します。この水族館は、地域の自然環境への対策として設立され、多くの人々に海や生きものについて学ぶ機会を提供することを目的としています。

宮古島の魅力と環境問題


宮古島はそのエメラルドグリーンの海と豊かな自然で、多くの観光客を惹きつけてきました。しかし、観光客の増加により、環境や生態系に対する影響が深刻になっています。サンゴ礁の踏み荒らしや、増加する海洋ゴミ、希少な動植物の生息地の破壊が進んでおり、宮古島本来の自然が失われつつあるのが現状です。

このような中、宮古島市は2008年にエコアイランドを宣言し、環境保全に向けた取り組みを進めていますが、自然環境の保全を“自分ごと”として捉え、実践するのは難しいものです。地元の方々からも「宮古島の自然を身近に学べる場が欲しい」との声が寄せられ、やがてこの水族館の設立へとつながりました。

水族館の特徴とコンセプト


『KAIKENのチイサナ水族館』では、宮古島に生息する50種以上の生きものが展示されます。特徴的なのは、「チイサナ」という名の通り、生きものとの距離感が近く、気軽に自然に親しむことができる環境が整えられていることです。館内は、以下の3つのエリアから構成されています。

1. いきものラボエリア
ここでは宮古島の環境課題について学ぶことができ、藻場の重要性や温暖化問題に関する情報が提供されます。また、体験型の展示が多く、実際に生きものを間近で観察できる機会も提供されています。

2. しぜん体感エリア
五感を通じて生きものの魅力を体感するための体験型エリアです。生きものに触れたり、その音を聞いたりすることで、まさに「生きている」ことを実感できる空間となっています。子供から大人まで、誰もが楽しめる工夫が凝らされています。

3. うみカフェエリア
豊かな海を再現した大型水槽があり、そこに泳ぐ色とりどりの魚を見ることができます。コーヒーや軽食を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせる空間です。

入館情報とイベント


『KAIKENのチイサナ水族館』は、入館料が大人1,000円、小人500円で、沖縄の島民割引もあります。また、売上の一部は地域社会への貢献として使われます。

特別イベントとして、飼育体験ができるワークショップや水族館の裏側を探るバックヤードツアーなども開催予定です。水族館の魅力に触れながら、教育的な体験も楽しめる内容です。

環境保全を考えるきっかけに


この水族館は、訪れる人々に海や生きものへの興味を深めてもらい、日々の生活の中で自然環境を意識する機会を提供します。自然を守ることの大切さを体感し、それが地域の未来へとつながることを願っています。

新しいモデルとして宮古島の自然を体験し、学ぶ場を提供する『KAIKENのチイサナ水族館』。沖縄観光の新たな魅力として、ぜひ一度訪れてみてください。


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