壺屋焼窯元 育陶園が新しい拠点『壺屋のいりぐち』をオープン
株式会社育陶園が、壺屋やちむん通りに新たな店舗『壺屋のいりぐち』を開設します。プレオープンは2025年8月中旬を予定し、グランドオープンは10月10日(金)に予定されています。
育陶園の歴史
育陶園は300年以上にわたり、沖縄の壺屋でやちむんを作り続けている窯元です。代表の高江洲若菜さんは、先祖代々受け継がれてきた土地で、器やシーサーを中心に時代に合った商品を提供してきました。1963年に高江洲製陶所を設立した後、1988年には壺屋やちむん通りに本店をオープン。壺屋焼の技術と文化を守り続け、地域の魅力を広めています。
店舗づくりの意義
育陶園が店舗を開くことで、地域の記憶や景観を未来に繋げることを大切にしています。2006年以降、さまざまなテーマで店舗を展開し、壺屋の風景をつくるという意志を持って成長してきました。そのため、ただの商売ではなく、文化と経済を循環させることへの誇りを掲げています。
新たな店舗『壺屋のいりぐち』の特徴
新店舗『壺屋のいりぐち』は、壺屋やちむん通りの入口に位置し、沖縄で作られた工芸品、食品、雑貨、アクセサリー、コスメなど多彩な商品を取り扱います。この拠点は、すでに続く育陶園の挑戦の一つであり、地域の見えない景観を感じてもらうための場です。特にイベントオープン時には、沖縄の土や赤瓦で染めたMONPEや、手ぬぐいの限定販売など、多様な商品が並びます。
地域と共に育つ
『壺屋のいりぐち』は単に物を売る場所ではなく、沖縄の美しさを多くの人に感じてもらうための制作の場を提供します。今後はポップアップイベントやワークショップを開催し、地域の作り手や企業との繋がりを深め、新しい文化の発信地を目指します。
グランドオープンイベント情報
オープンを記念したイベントも計画されています。詳しくは以下の通りです。
- - 日程:2025年10月10日(金)10:00~17:45
- - 場所:壺屋のいりぐち
- - 内容:土染ワークショップ、島唄ライブ、数量限定のちんすこうの振る舞い、特典のプレゼント(お買い上げ金額に応じたプレゼント)など。
新しい拠点『壺屋のいりぐち』で、沖縄文化の未来を感じ、楽しむことができる場が生まれます。今後の成長が楽しみですね。