名桜大学の新たなステップ!
名桜大学が更に進化を遂げました。令和7年8月26日付で、同大学が提供する「名桜大学データサイエンス教育プログラム」が、文部科学省から「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」に選定されました。この認定は、2020年にスタートしたプログラムが更に進化した結果であり、その有効期限は令和12年3月31日まで持続します。
このプログラムは、名桜大学が掲げる建学の精神—「平和を愛し、自由を尊重し、人類の進歩と福祉に貢献する」—に基づき、データサイエンス、AI、数学を融合した教育を提供。リベラルアーツ教育の一環として、幅広い知識を学生に授け、国内外で通用する人材を育成しています。
数理・データサイエンス・AI教育プログラムとは?
文部科学省の認定プログラムである「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」は、数学、プログラミング、データ分析、そしてAIの技術を学ぶことを通じて、専門的な領域で数理的な思考を応用し、問題解決や価値創造を実現できる人材を育てることを目的としています。特に、データ駆動社会において必要不可欠なデータの分析能力と活用スキルを高める訓練が行われています。
名桜大学では、全学生が数理・データサイエンス・AIの基礎を習得する体制を整えており、令和5年度には既に「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」としての認定を受けていました。このたびの「応用基礎レベル」認定は、高度な課題解決能力を育むための重要な一歩です。プログラムには、共通コア科目として「数理・データサイエンス・AI入門」が含まれ、さらに各学科ごとの応用基礎科目が設定されています。
各学科における対応科目の詳細
専門発展科目「データ処理入門」
共通コア科目「アカデミックスキル特別講義(データ処理入門)」または「アカデミックスキル特別講義(データ活用のためのアプリ開発)」
以上のように、名桜大学では様々な科目を通じて、学生が実践的に学び、即戦力となるスキルを身につけることを目指しています。
未来を見据えた教育の可能性
名桜大学の取り組みは、ただの学習を超え、地域社会への持続的な貢献と、学生自身の将来への大きな可能性を秘めています。今後の社会において、データとAIは不可欠な存在となるでしょう。その中で名桜大学が生み出す高度専門職業人材が、沖縄だけでなく、全国、そして国際社会で活躍できる環境が整っていることは、地域の皆さまにとっても大きな喜びです。
今回の認定により、名桜大学のデータサイエンス教育プログラムは、新たなステージへと進みます。教育界のスタンダードを高める舞台として、名桜大学が果たす役割はこれからますます大きくなるでしょう。地域の未来を担う人材の育成に期待が寄せられる今、名桜大学の進展から目が離せません。