地域特化型求人サービス「ジョブアンテナ」が快進撃
沖縄県宜野湾市に本社を構えるインタラクティブ株式会社が運営する求人マッチングサービス「ジョブアンテナ」が、2025年9月30日付けで累計利用企業数が3000社を突破しました。このニュースは、地域に特化した労働市場におけるニーズの高まりを示しています。特に、沖縄、北海道、福岡、熊本、京都、鹿児島、愛媛の地域で、企業と求職者のマッチングを実現することに成功しました。
ジョブアンテナの魅力
「ジョブアンテナ」は2016年に沖縄でスタートし、豊富な求人情報と直感的な検索機能が特徴の地域特化型サービスです。企業が求職者に直接アプローチするだけでなく、求職者が自ら興味のある企業に「いいかも!」というサインを送ることができ、リアルタイムでの双方向なやり取りが可能です。これにより、双方のニーズがよりマッチしやすくなります。
2021年には北海道への進出を果たし、「ジョブアンテナ北海道」を開始しました。続いて2022年からは福岡、熊本、京都、鹿児島、愛媛など各地でサービスを展開し、地域特有の求人市場において強みを発揮しています。地域の多様な企業からの利用が目立ったことが、今回の3000社突破の要因となっています。
驚異のマッチング実績
サービス開始以来、「ジョブアンテナ」は11万人を超える登録会員を持ち、23万件以上のマッチングが成立しています。企業から求職者へのアプローチだけでなく、逆に求職者からも「いいかも!」のサインを送り合える形式が、求職活動の質を向上させています。
さらに、特に注目すべきは「“超”いいかも!」という機能です。この機能により、企業と求職者の関係はより強固なものとなり、興味のある相手に対し、強くアピールできます。求職者は無駄なやりとりを避けながらも、自分の希望を的確に伝えることができ、企業も労力を最小限に抑えつつ、魅力的な人材を見つけやすくなります。
今後の展開
「ジョブアンテナ」は、今後も富山や山形への地域展開を計画しています。地域ごとの特性を活かしつつ、沖縄を中心に市場での競争力を高めることで、さらなる成長を目指しています。
インタラクティブ株式会社の代表取締役社長、臼井隆秀氏は「地域の可能性を解放する」ことをパーパスに、デジタルマーケティング事業やジョブアンテナ事業を通じて、地域の活性化に寄与したいと述べています。
まとめ
「ジョブアンテナ」は、地域の特性を理解し、それに基づいたサービス展開を行うことで、多くの企業と求職者を結び付けています。今後も地域に根ざしたビジネスを続け、求人市場の変革に貢献していくことでしょう。今後の展開にも注目です。