LOGIQが挑む企業戦略の再構築
沖縄に拠点を置くLOGIQ株式会社の代表取締役CEO、切畠智人氏が2025年10月23日に開催されるJapan DX Week 2025 秋展において、「ベンダロックイン時代の企業戦略を考える」と題した講演を行います。このイベントは、TECH業界を代表する展示会として注目されており、LOGIQが同展に登壇するのは3回目となります。過去の春展では、大勢の参加者が集まり、多くの関心を引きました。今回も切畠氏の洞察に満ちた発表に期待が寄せられています。
ベンダロックインとその影響
近年、企業向けソフトウェア市場では、VMwareやOracleなどが中心となり、「エコシステムの再構築」を口実に市場支配を強化しています。この流れは、開発の自由度や多様性を制限し、短期的な利益追求を優先。しかし、こうした構造はIT分野を超え、教育や食料供給といった社会基盤にも悪影響を及ぼしています。実際、VMwareのライセンス問題は米国の教育現場に影響を与え、イギリスでは食料供給の安定性にも不安をもたらしています。
LOGIQの取り組みと使命
LOGIQは、国内で唯一、ベンダロックインの問題に正面から挑む企業です。2024年に創業したばかりのスタートアップながら、独自に開発した診断・移行ツールやマイグレーション技術を駆使し、多数のエンタープライズ顧客へ高品質なサービスを提供しています。これらの技術は、長年のOSS(オープンソースソフトウェア)の知見と実績に基づいており、信頼性の高い解決策として評価されています。切畠氏の講演では、特にVMwareやOracleの事例を通じて、企業IT戦略に潜むリスクの実態を解説し、OSSを活用した「事業継続性」や「技術主権」を保つための実践的な方法を提案します。
講演詳細
- - イベント名: Japan DX Week 2025 秋展
- - 日時: 2025年10月23日(木)12:15〜13:00
- - 会場: 幕張メッセ(千葉市美浜区)
- - テーマ: 「ベンダロックイン時代の企業戦略を考える 〜 VMware / Oracle JDK問題から見える構造的リスク 〜」
- - 登壇者: LOGIQ株式会社 代表取締役CEO 切畠智人
切畠智人氏のプロフィール
切畠氏は前職で、米国オラクルのOracle Linux日本事業責任者を務めていました。日本市場をゼロから育て上げ、世界第2の市場に成長させた実績を持ちます。オラクル入社前には複数の外資系企業で営業責任者を歴任し、独自の市場洞察力とオープンソース技術への深狭い知見を発揮してきました。2024年の創業後、同年には非営利団体「Unchained Stack Foundation」を設立し、ベンダロックインからの脱却を目指す活動を推進しています。
LOGIQ株式会社について
LOGIQ株式会社は、エンタープライズ向けのソフトウェア診断・移行ツールの開発やコンサルティングを専門とする企業です。資本金は3000万円で、那覇市に本社を置き、国内外で多様な拠点を展開しています。詳細情報は公式ウェブサイト(
logiqlinux.com)をご覧ください。
LOGIQの挑戦は、技術的リーダーシップを発揮するだけでなく、社会全体の基盤を支える重要な一歩となります。この機会にぜひ、切畠智人氏の講演を楽しみにしてください。