LOGIQ、新たにインド法人を設立
沖縄に本社を置くLOGIQ株式会社は、2024年6月17日に新たにインド法人であるLOGIQ India Corporationを設立したことを発表しました。この法人の初代社長には、Ashok Das(アショック・ダス)氏が就任し、同時にLOGIQ全体のCOO(最高執行責任者)にも昇格しました。
Ashok Das氏は、LOGIQの創業者でありCEOの切畠智人氏と共に、Oracle CorporationのLinux Global Business Unitに在籍していた経験を持ち、パートナーマネジメント部門のグローバル責任者として活躍した実績があります。彼は2025年7月にはLOGIQにCountry Manager Indiaとして参画し、インド市場での事業展開を推進してきました。
LOGIQは、インド市場を日本に続く重要な市場として位置付け、創業からの急成長を続ける企業に成長を遂げています。この新たな国際分業体制によって、日本市場は引き続き切畠CEOが担当し、インド市場はAshok Das氏が管理します。また、香港法人に属するバイリンガルエンジニアチームが両国に技術的な支援を行うことになります。
LOGIQの急成長と未来へのビジョン
昨年6月に設立されたLOGIQは、Oracle Java®従業員ライセンスやVMware®サブスクリプション課金といった社会的問題に対して、独自の診断・移行ソフトウェアを開発し、迅速かつ効率的なサービスを提供してきました。このように、短期間で複数のエンタープライズ企業からの支持を得て顧客基盤を拡大しました。
さらに、2025年7月には非営利の国際団体、Unchained Stack Foundation(USF)を設立し、5社からなる連合体の創設メンバーとして、IT基盤がベンダーロックインに依存しないよう、公益性と商用性の両立を図っています。この取り組みは、全世界のITインフラの中立性を高めることに貢献することを目指しています。
LOGIQは、2025年10月23日に幕張メッセで開催される「Japan DX Week」で、CEOの切畠智人氏が講演を行う予定です。この場では、ベンダーロックインの最新動向や対応戦略についての情報が公開される予定です。
経営方針と財務戦略
強固な経営基盤を持つLOGIQは、無借金・自己資本経営を維持し、営業利益は成長投資に振り向ける方針を掲げています。これにより、ベンダーロックインからの解放を実現し、オンリーワンのテクノロジー企業としての地位を確立することを目指しています。
LOGIQ株式会社の概要は以下の通りです。
- - 会社名:LOGIQ株式会社
- - 資本金:3,000万円
- - 設立:2024年6月17日
- - 事業内容:エンタープライズソフトウェアの診断・移行ツールの開発およびコンサルティング
- - 代表取締役CEO:切畠智人
- - COO兼インド法人社長:Ashok Das
- - グローバル本社:沖縄県那覇市おもろまち1-1-25
- - 国内営業拠点:那覇・名古屋
- - URL:LOGIQ公式サイト
今後もLOGIQは、国際展開を加速しながら、顧客満足度の向上に努め、より多くの企業に寄与することを目指していきます。