地域公共交通政策の見直しが進行中
国土交通省は、今後の地域公共交通政策の方向性を見定めるために意見を募集しています。この取り組みは、2025年に向けた「経済財政運営と改革の基本方針」に基づいて進められています。特に、「交通空白」の解消に向けた施策が重視されており、2027年度までに集中対策を実施する計画です。
背景と目的
日本の各地域には、公共交通が十分に行き届いていない「交通空白地域」が存在しています。その解消を目指し、新たな制度的枠組みや技術の導入を通じて、地域交通の再設計(リ・デザイン)を進めることが重要です。
国土交通省は、すでに過去2回の部会を通じて、交通政策の新たな制度的枠組みやその論点について議論を重ねてきました。今後の議論をより具体化するため、次回の地域公共交通部会が開催されることが決定しました。
開催概要
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日時: 令和7年9月29日(月) 15:00~17:00
2.
場所: 国土交通省(中央合同庁舎3号館)4階幹部会議室
- オンライン(Microsoft Teams)での参加も可能です。
3.
委員: 詳細は別紙をご参照ください。
4.
議事内容:
- 関係者ヒアリング
- 中間まとめ(素案)の策定
- 議論と意見交換
当日は、報道関係者向けに会議冒頭でカメラ撮りが可能です。興味があるメディア関係者は、あらかじめ申し込みが必要となります。また、地域公共交通部会終了後には記者ブリーフィングを開催予定ですので、報道関係者の方々はぜひ参加をご検討ください。
交通政策の重要性
地域の公共交通が効果的に機能することで、地域住民の生活の質が向上し、経済活動の活性化にもつながります。このため、地域公共交通の充実は単なる交通手段の提供にとどまらず、地域社会全体の発展につながる重要な施策となるのです。
今後の政策に関する意見は、地域住民や交通機関の利用者からも広く募っています。あなたの声が地域交通の未来を形作るきっかけになるかもしれません。
お問い合わせ
さらに詳細については、国土交通省のウェブサイトをご覧いただくか、次の連絡先にお問い合わせください。
- 担当: 長谷川、福田
- TEL: 03-5253-8111(内線54-708)直通: 03-5253-8275
地方交通の改革に向けて、意見を寄せることが出来るこの機会をお見逃しなく。