沖縄の電動モビリティ
2025-06-06 13:09:19

沖縄発!電動モビリティメーカーが新たな資金調達を実施

沖縄県うるま市に拠点を置く株式会社イメイドは、地域初の電動モビリティ製造メーカーとして注目を集めています。そのイメイドが、最近行った資金調達によりさらなる成長を目指す動きが見えてきました。今回実施されたのは、J-KISS型新株予約権によるシードラウンドの第2回及び第3回で、合計で5,900万円の資金を調達しました。過去のシードラウンドを含めると、全体で7,900万円を確保したことになります。

資金調達の第2回では、2025年3月31日に7名の個人投資家が引受先となり、新株予約権を発行。それに続く第3回では、沖縄県唯一の製鉄業を運営する拓南グループが参加し、資金調達を実施しました。この連携は、イメイドが製鉄技術や溶融亜鉛めっき技術など、沖縄の製造業振興に寄与するための重要なステップとされています。

特に、拓南本社株式会社の古波津昇社長は、「過酷な環境でも日常的に使用できるモビリティの開発が期待される」とコメントし、沖縄発の新しいモビリティの可能性に期待を寄せています。これによって、特に小規模離島や過疎地区の生活向上にも寄与することができそうです。

調達した資金は、モビリティの生産に必要な部品仕入れや量産の開発、さらには人材採用、組織強化といった側面に活用される予定です。また、会社独自の2次交通環境構築としてのMaaS(Mobility as a Service)システムの開発にも資金が振り向けられ、今後の事業拡大に大いに役立つでしょう。

イメイドは今年、本格的に公道仕様の8人乗り電動モビリティ「CV-8」を市場に投入する予定で、この新しい製品は沖縄の離島、特に津堅島での初号車としても期待がかかっています。

今後もイメイドでは、シードラウンドでの資金調達活動を続けていく意向を示しており、沖縄における持続可能なモビリティの発展を見据えて、各方面との連携を強化していく方針です。これにより、地域経済の活性化や環境負荷軽減にも寄与することが望まれています。

株式会社イメイドは、2017年に設立されて以来、電動モビリティの開発、製造、販売や整備業務を行っており、地域に根ざした企業として成長を続けています。ホームページ(https://www.emade-okinawa.jp/)からも最新情報をチェックできますので、ぜひ訪れてみてください。引き続き、沖縄のモビリティの未来に注目していきたいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 沖縄 電動モビリティ 資金調達

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。