請求業務の新連携
2025-11-11 12:11:05

ウイングアークとインフォマートが新たに連携、請求業務を効率化するサービス提供開始へ

ウイングアークとインフォマートが業務効率化を目的に新協業



ウイングアーク1st株式会社と株式会社インフォマートが、新たに業務連携を発表しました。この協業は、ウイングアークが提供する電子取引サービス「invoiceAgent 電子取引」と、インフォマートの請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」とを接続するもので、2026年の夏頃に実施される見込みです。

利用企業へのメリット



この新しい連携により、利用者はそれぞれのサービスを使い続けながら、請求データをよりスムーズに受渡しが可能となります。両サービスの直接的な連携により、紙やPDFの使用が減少し、手作業による処理が必要なくなるため、請求業務の工数を大幅に削減できます。

デジタル化の背景



近年、企業の経理や財務業務におけるデジタル化の重要性が増してきています。これに伴い、電子帳簿保存法やインボイス制度といった法律の対応が求められ、経理業務のデジタル化が急務となりました。しかし、電子請求書サービスが多数存在する中で、異なるシステムを使用している企業では業務フローの効率化が難しいという課題も挙げられています。

ウイングアークが実施した調査によると、多くの企業が「ツールの散在による非効率さ」を実感しており、業務の複雑化が問題視されています。このような背景から、両社は異なるシステム間でのデータ連携を実現し、他社によるサービスを含む拡大も目指しています。

新たな仕組みの導入



今回の連携により、「データtoデータ(DtoD)」と呼ばれる、新しいデータ交換方式が実現します。これにより、異なるシステムを運用する企業同士でも直接デジタルデータをやり取りし、発行から受け取りまでの流れをスムーズに進行させることが可能です。この仕組みの導入は、経理業務の効率化やコスト削減、ミスの防止につながるでしょう。

今後の展望



両社は、この協業を皮切りに更に新たな連携を進めていく方針です。ウイングアークは「invoiceAgent」を通じて企業間の安全なデータ連携を進め、インフォマートは「BtoBプラットフォーム 請求書」と他社サービスとの連携を強化していきます。こうした取り組みにより、全ての企業がデジタルデータによるシームレスなつながりを持つ未来を目指しています。

コメント



ウイングアークの田中CEOは、「弊社のサービスが企業のバックオフィス業務を効率化し、データ利活用を支援する」と話しています。一方、インフォマートの木村副社長も、「今回の連携を通じて、業界をリードするためのサービスを進化させていく」と述べています。

両社の協業によって、今後どのような変化がもたらされるのか、企業のバックオフィス業務がどう変わっていくのか、注目が集まります。こうした取り組みは、日本全体のDX推進にも貢献するものと期待されます。


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