沖縄初!新しい認証技術「Altpass」特許出願完了
沖縄の企業、オルトスケープ株式会社は、同社が開発中の自律判定型パス・システム「Altpass」のコア技術について特許申請を完了したことを発表しました。この新しいシステムは、従来の固定的な認証方法からの脱却を目指しています。
«Altpass»の革新的な特長
「Altpass」は、利用条件や認証ロジックをパス自体が保持するため、利用する人がその適用条件に基づいてアクセスを自律的に判断するといった点が大きな魅力です。このため、外部からのリクエストに応じて可否やステータスを瞬時に判断・更新することが可能になります。
例えば、利用者が利用時間を延長したり、回数を増やしたりする場合、またはNFTの保有状況や需要、天候などの外部データと連携することで、具体的な条件を柔軟に組み替えることができます。これにより物理的なゲートやオンラインサービスにおける稼働負担も大幅に軽減されるでしょう。
特許出願の意義
今回の特許出願は、「パス自体が利用条件や認証ロジックを保持し、外部の指定条件とも連携して自律的に可否を判断しながら、動的ステータスを柔軟に更新できるコア技術」が対象です。オルトスケープは、この知的財産を守ることで、今後の技術開発における競争力を強化していく考えです。
未来の展望
オルトスケープでは、この技術をもとに実証実験(PoC)や共同プロジェクトを展開し、観光やイベント、オンラインサービスといったさまざまな業界との連携を図っていく予定です。この新しい認証・アクセス管理の仕組みを導入することで、業界を超えた新たな価値の創造を目指しています。
自律的な未来を見据えて
私たちの開発する「Altpass」は、物理的なドアを開ける鍵のように、様々なサービスや体験へのアクセスを可能にします。イベントやサービスのチケット、オンラインコンテンツなど、これまでとは異なる形で「権利」と「条件」をひとつにまとめ、自律的に管理することで、利用者にとっても提供者にとっても便利なシステムを実現します。
オルトスケープは、フレキシブルなメディアとして「Altpass」を広め、リアルとデジタルが融合した新たな体験を提供することに取り組んでいます。今後の動向から目が離せない企業です。