韓国発のヒーリング小説『不便なコンビニ』がローソンに登場
韓国の人気小説『不便なコンビニ』が2024年本屋大賞 翻訳小説部門第3位にランクインし、日本でも注目されています。このシリーズは、累計170万部を超える作品で、ソウルの寂れたコンビニを舞台にした心温まるオムニバス形式の物語です。これまでにウェブトゥーン化や舞台化もされ、「Kヒーリング小説」というジャンルを生み出したことでも知られています。
コンビニと人との再生
『不便なコンビニ』は、亡き夫の遺産で小さなコンビニ「ALWAYS」を営む元教師のヨムさんが主人公です。彼女は駅で無くした財布を拾ってくれたホームレスの男、独孤(トッコ)と出会います。独孤は記憶を失っており言葉もたどたどしいのですが、彼の誠実さに惹かれ、ヨムさんは深夜シフトの店員として雇います。営業が苦しい「不便なコンビニ」という店舗で、様々な問題を抱えた人たちが出会い、交流する姿を描いています。
物語は、コロナ前夜のソウルを背景に、誰もが抱える悩みや生きづらさを繊細に描写しており、心に響く話が展開されます。影を持つキャラクターたちが互いに支え合い、再生していく様子には多くの共感を呼び起こします。
続編『不便なコンビニ2』も登場
続編の『不便なコンビニ2』は、深夜バイトの独孤が去った後、本店のオーナーであるヨムさんが新たな挑戦をする姿を描いています。体調を崩し、息子に店を任せることになったヨムさんのもとには、様々な悩みを持つ顧客が訪れます。そして、新たに雇われた中年男性クンベにも秘密があり、物語はより複雑に展開します。こちらも絶大な人気を誇り、シリーズの魅力が増しています。
Schneiderでの販売情報
この人気小説シリーズは、ローソンが展開する書店併設型店舗である「ローソン・スリーエフ」と「ローソン マチの本屋さん」の25店舗で販売が始まりました。著者キム・ホヨン氏のオリジナルメッセージが添えられた特別な本を手に取り、心温まるストーリーをぜひ楽しみたいものです。
販売店舗の情報は以下の通りです。
大磯国府店、綾瀬上土棚店、海老名杉久保店、厚木毛利台店、南橋本店、上溝番田店、相模原富士見町店、保土ヶ谷駅ビル店、鎌倉台店
鴨居駅東店、狭山南入曽店、日立駅前店、向ヶ丘遊園南店、碧南相生町三丁目店、神戸ジェームス山店、江津敬川店、田子町店、石巻相野谷店、越前芝原店、岐南町伏屋五丁目店、立山町役場店、相武台前南口店、滑川森林公園駅前店、TXアベニュー守谷店、内子五十崎インター店
ぜひ足を運んでみて
心に響く物語と共に、コンビニグルメを楽しみながら、韓国文化に触れる絶好の機会です。お近くに行った際には、ぜひ店頭に立ち寄り、『不便なコンビニ』の魅力に浸ってみてください。これからも、心の癒しを提供してくれる作品として多くの人に愛され続けることでしょう。