『LOMBY』が変える配送
2025-05-19 11:02:38

自動走行ロボット『LOMBY』が実現する新しい配送サービス『7NOW』の展開

自動走行ロボット『LOMBY』が実現する新しい配送サービス『7NOW』の展開



2023年5月19日、東京都八王子市の南大沢エリアで、自動走行ロボット『LOMBY』による新たなお届けサービスの実証実験が始まりました。このサービスは、普段の買い物を便利にする『7NOW』との提携により実施され、地域の方々にさまざまなメリットを提供します。

自動配送ロボットの役割



今回の実証実験では、セブン-イレブンが提供する商品を、LOMBYが自動で配達します。特に、このロボットは信号や横断歩道を認識する能力を持ち、屋外でのスムーズな配送が可能です。南大沢エリアは多摩ニュータウンの丘陵地に位置し、階段や坂道が多い地域のため、高齢化が進んでいる住民にとっては特に便利です。

LOMBYは、スズキが開発した電動モビリティを活用した配送ロボットで、その特徴としては、階段や坂道でも安定して走行できることが挙げられます。これにより、地域の高齢者にとって、買い物の際の移動負担が軽減されることでしょう。この取り組みは、地域の方々が抱える社会的課題に対する解決策の一環として位置付けられています。

7NOWとの連携



『7NOW』は、セブン-イレブンの商品を手軽に自宅まで届けるサービスであり、約3000アイテムを一度の注文で選ぶことが可能です。LOMBYによる配送が実現することで、利用者は時間を気にせず商品を受け取れるため、より快適な買い物体験が提供されます。特に、高齢者や移動が困難な方々にとっては、非常に有益なサービスとなるでしょう。

地域貢献に向けた実証実験



この実証実験は、地域の実情に即した形で進められています。南大沢エリアは入居から40年以上が経過し、高齢化が進んでいるため、地域住民の利便性向上に配慮した取り組みとなっています。南大沢スマートシティ協議会と連携し、地域のニーズを把握しながら、ロボットによる配送の社会受容性を探ることが目標です。

また、配送が希望されない場合や混雑によりロボットでの配送ができない時には、通常の配送業者に引き継がれる仕組みが設けられています。これにより、柔軟な配送サービスが実現されています。

今後の展望



LOMBYは、今後も実証実験の結果をもとにサービスの実用化を目指します。配送ロボットの利用が広がることで、他の地域でも同様の取り組みが展開されることが期待されています。少子高齢化の社会問題に対応した新たな配送手段として、自動配送ロボットがどのように役立つか、その動向に注目です。

将来的には、LOMBYは量産体制を整え、より多くの地域に展開される見通しです。自動配送の普及が進むことで、生活の質が向上し、地域のコミュニティが活性化されることに期待が寄せられています。自動走行技術の発展により、これからの生活が一層便利になることは間違いありません。


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