霧多布セブンの森
2025-07-17 13:41:47

第10回「霧多布セブンの森」活動が実施されました

環境を守るための地域活動「霧多布セブンの森」



2023年6月28日、北海道の地で行われた第10回「霧多布セブンの森」活動。この活動は、セブン‐イレブン記念財団が主催し、地域と共に未来をつむぐためのプロジェクトです。
セブン‐イレブン記念財団は、1993年の設立以来、環境保護をテーマにした社会貢献活動に取り組んできました。「セブンの森」や「セブンの海の森」など、地域住民やNPOと協力し、自らの手で自然環境の保全に努めています。

「霧多布セブンの森」とは



北海道の厚岸郡に広がる霧多布湿原は、1993年に国際的に重要な湿地として「ラムサール条約」に登録され、豊かな生態系が広がる貴重な場所です。この湿原は、四季折々に異なる表情を見せ、雪解けの時期には新緑が芽吹き、夏には美しい花々が咲き誇ります。冬には白銀の世界が広がり、多くの野鳥が集まる場所でもあります。この活動では、湿原を次世代に引き継ぐための植樹と環境保護の取り組みが行われました。

植樹活動の様子



当日は、地域の方々やボランティアが集まり、午前9時30分から12時まで作業が進められました。参加者は、まずは植樹するエリアに移動し、必要な用具を持って作業を開始しました。配布された説明書に従い、植樹のための穴を掘るところから始まります。

実際に植樹を行う際、多くの参加者が驚いたのは、昨年と一昨年に植えた苗木の成長ぶりでした。おかげさまで、保護カバーの効果により、約80%が順調に育っていました。その光景に参加者たちは喜びの声を上げ、「こんなに成長していたとは!」と感動していました。
今回の植樹活動では、枯れた苗木を取り除いた後、新たに150本の苗を植えました。白樺やイヌエンジュといった広葉樹に加え、針葉樹のトドマツなども植樹現場に迎え入れました。特にエゾシカに好まれる白樺とイヌエンジュには、食害対策のため保護カバーが設けられ、しっかりと守る対策が講じられました。

自然と共に活動する意義



作業は、湿原の持つ傾斜のある地形の中で行われるため、参加者は足元に細心の注意を払いながら進めました。しかし、自然の中での活動は新鮮な風や、木々の香りに包まれ、心身ともにリフレッシュさせてくれる貴重な体験となりました。皆が協力し合いながら、予定以上のスピードで作業が進んだことも印象深い出来事でした。

未来へつなげる活動



「霧多布セブンの森」の活動は単なる植樹に留まらず、森や湿原、さらには周囲の海の環境保全にも貢献しているのです。霧多布湿原には貴重な生態系が育まれており、地域の自然を守るために行動することは非常に意義深いです。今後も、参加者一人ひとりが環境保護活動に関心を持ち、次世代のために継続的に取り組むことが重要です。私たちの活動が、森や湿原、海の未来を守る手助けとなることを願っています。

このような活動を通じて、セブン‐イレブン記念財団は地域との連携を強化しながら、持続可能な環境づくりを目指して活動を続けていくことでしょう。


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